大学生になった時に買った、
照明器具が今でも僕の自室にある。
泡ガラスを折り曲げあって、
形は三角錐をしている。
電球を灯すと、
淡い光がぼーっとついて、
下宿の四畳半で、
これだけ付けて、
一人夜な夜な酒を飲んでいた。
当時から、
蛍光灯ののっぺりした白い光は嫌いだった。
今日のプロフェッショナルは、
照明デザイナー。
明かり一つで、
空間を異世界にしてしまう。
京都の料亭の照明設計は見事だった。
暗くて落ち着くけど、
料理は適度に照らす。
LEDを使えば、
本当に自由自在に光を操れるんだなと感心しきり。
人は明かりより闇を好む、
みたいなことを言っていたけど、
全くその通りだと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿