TBS日曜劇場「南極大陸」。
今日が2回目だった。
キムタクが主演だから、
というのではなく、
綾瀬はるかが出ているから、
初回も見たけど、
彼女、
あんまり出番ないね。
それはともかく。
キムタク演じる主演の倉持という人が、
南極観測の実現に奔走しながら、
自分の登山隊で死者を出した「過去」が問題視され、
隊員から漏れるという1話のくだりがなかなかねぇ、、、
結局は、
彼の活躍が認められて、
晴れて隊員に選ばれるのだが、
これって実話なの?
だとしたら、
当時(昭和30年代)って、
まだまだいい時代だったんだなぁ。
初代の南極観測船は「宗谷」っている船で、
その改造を担当したのが、
戦艦「大和」の設計者だそうで、
キムタクと戦艦大和ってだけで、
ちょっと笑えるんだが、
彼にはやはりヒーロー役が似合う。
当時は、
敗戦後まだ10年ほどしかたってなくて、
南極観測ってだけで、
日本中が沸きたったんだな。
おれたちは戦争には負けたけど、
こんなことだって出来る。
そういう心意気が、
日本の高度成長を支えたのは事実だろう。
この第一次越冬隊長を務めた西堀栄三郎って人、
なかなか名言の宝庫だ。
「チャンスは逃すな。まず決断せよ。石橋をたたくのは、それからである」
「人にとって最も恐ろしいのは、惰性で日を送ることである。向上心があれば、飽きることがない」
いやぁ、
いいこと言うねぇ。
こういう名言があっても、
なおだらだらしてしまう僕にぴったしの、
究極の言葉を見つけた。
「いつかは死ぬんだと思いだす。失うものがあると思う罠にはまるのを避けるには、それが一番。みんな無一文さ」
byスティーブ・ジョブズ。
これが一番効く。