2019年10月27日日曜日

役割

最近、

職場の若い連中の間で、

僕が厳しいと評判だと聞いた。

そんなつもりないんだけどなぁ。

でも、

そう思われていると言うことはきっとそうなのだろう。

今の部署に来た5年前は、

みんな給料安いし、

それなりにきっちり仕事していればそれでいいかと、

そんな風に思っていた。

でも今はそれよりはクオリティというか、

真剣さというか、

そういうものに対する要求が高まってきているかもしれない。

それはひとえに、

彼ら彼女らの能力への期待の裏返しだし、

どうせ給料安いからこの程度でいいかという部分が見え隠れする、

彼ら彼女らへの不満かもしれない。

確かに最近は、

ワークライフバランスという言葉が定着して、

仕事の中身より休日の確保が優先されるような世の中だけど、

僕らは職人だ。

パートのおばさんではない。

決められた時間、

与えられた仕事を淡々とこなしていればいいのか。

もっと上を目指さないのか。

そんな思いが知らず知らず出てきているのかもしれない。

若手の間では僕が厳しいのは、

もうすぐここを去るからでは?

などと憶測する声もあるらしい。

残念。

そんな話は一切ない。

これからきっとますます僕の要求度は上がるに違いない。

そういう人が職場には必要だし、

今の環境では僕がその役目をやるしかないのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...