2016年10月1日土曜日

天才

ニューヨークタイムズに最近、

簡単に天才ということばを使うのをやめよう、

という趣旨の文章が載ったそうな。

スティーブ・ジョブス(Apple創業者)やマーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)が天才でない理由が、こう説明されていました。


「彼らは私たちの暮らす世界は変えたと言えるかもしれない。しかし、いまだ世界の見え方を変えるには至っていない」


はたと思いいたった。

そう、

その通りだ。

真の天才って、

人間の物の見方を変えてしまう人のことだ。

一旦、

そういう見方を知ってしまったら、

もう、

それ以前の見方に戻ることができなくなる。

人間の可能性を拡張するような人のことだ。

例えばピカソ。

例えばアインシュタイン。

たった一人の人間が、

それ以後の人類全ての、

ものの見方を変えるような、

そんな人だけを天才と呼ぼうというのだ。

天才ということばを安売りするなと。

でも、

ジョブズなんか、

十分に天才だと思うけどな。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...