2015年4月25日土曜日

奥義

日本にけん玉のプロっているんか。

探偵ナイトスクープに出てて驚いた。

それだけで食べていけるとは思えんが、

そのプロは何と、
糸のないけん玉を自在に操っていた。

でも、
依頼者はそのプロではなく、
別のけん玉日本一の少年。

日本一にして尚、
極められないワザがあるという。

それは、
北斗の拳玉、
という、
おもちゃのけん玉の最高難度ワザ。

って、
けん玉もおもちゃか。

それはともかく、
その北斗の拳玉というのは、
ケンシロウが人差し指を突き出している形をしている。

けん玉のあの先っぽが指になっているわけだ。

最高難易度ワザというのは、
突き出した人差し指の指先の腹に、
玉をそっと乗せる、
というもの。

手でつまんでそっと置けば乗るので、
物理的に不可能というわけではない。

だが、
いわゆるけん玉の要領でそこに乗せるのが、
できない。

というわけで登場したのが、
冒頭のプロ。

そのプロも最初はできなかった。

ほかの達人も加わって、
攻略法を考え、
最終的にプロができた。

プロ曰く、
自分たちは玉を止めに行こうとするが、
これは、
最後はけん玉に任せるのがコツだと言った。

依頼者はそのアドバイスを得て、
何度もトライ。

まだけん玉を信用してない、

みたいな、
スポ根的な展開になって、
それでも最後は、
何とか成功。

玉を止めに行くより先の、
まさに奥義を極めた。

なかなか面白かった。

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