先日のNスペはとても面白かった。
遺跡だけ残っている、
いわゆる謎の文明なんだけど、
アンコールが栄えたのは、
日本でいうところの、
鎌倉〜室町にかけてなんだとか。
紀元前とかじゃなく、
比較的最近ですよ。
その都市規模は、
当時としては世界最大で、
東京23区ぐらいのエリアに、
100万人が暮らしてたと、
確かそんな具合だった。
高度な水利システムを備え、
雨季と乾季があるにもかかわらず、
年中米を作り、
三毛作とか四毛作をしていたらしい。
ところが今は、
森林に飲み尽くされてしまっている。
ご承知の通り。
なぜか滅びたわけだ。
その理由がわからないんだそうだ。
最大の理由は、
文字の記録がほとんどないこと。
インカもそうだけど、
文字を持たないと、
持ってても、
記録して残さないと、
たった数百年前のことでも、
たちまち歴史の闇に消えてしまう。
人間は、
未来はわからないけど過去はわかると思っているけど、
実は未来と同じように過去もわからないのだ。
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