年を重ねてわかるのは、
百年ぐらいあっという間だということ。
子どもの頃は、
たった一年でも途方もなく長い。
今は一年などあっという間。
オリンピックの四年ぐらいが、
ちょうど一区切りという感じ。
五十年というスパンが、
自分の実人生と重なるので、
大きな目盛りとなる。
五十、
百。
たった二目盛り。
千年だって二十目盛りだ。
歴史を見る時の視野も広がってくる。
現代を理解するには、
第二次大戦後じゃなく、
第一次大戦ぐらいから見ないと。
視野を広げることで、
全く見え方が変わる。
年をとるということは、
そういうことが分かるようになるということだ。
自分という物差しの、
目盛りを大きくするということだ。
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