2015年10月28日水曜日

視野

年を重ねてわかるのは、
百年ぐらいあっという間だということ。

子どもの頃は、
たった一年でも途方もなく長い。

今は一年などあっという間。
オリンピックの四年ぐらいが、
ちょうど一区切りという感じ。

五十年というスパンが、
自分の実人生と重なるので、
大きな目盛りとなる。

五十、
百。

たった二目盛り。

千年だって二十目盛りだ。

歴史を見る時の視野も広がってくる。

現代を理解するには、
第二次大戦後じゃなく、
第一次大戦ぐらいから見ないと。

視野を広げることで、
全く見え方が変わる。

年をとるということは、
そういうことが分かるようになるということだ。

自分という物差しの、
目盛りを大きくするということだ。

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