2017年1月20日金曜日

標的

アイ・イン・ザ・スカイ

という映画を鑑賞。

すごく考えさせられる作品だった。

イスラム過激派のアジトに、

指名手配犯がいるのを突き止め、

ドローンからミサイルで家ごと吹っ飛ばそうとするが、

家の前で少女がパンを売っている。

この機会を逃せば、

自爆テロで80人の命が奪われるのはほぼ確実。

少女の命か80人の命か。

というのがストーリーの全てなのだけど、

唸ったのは、

アジトも少女も、

アジトの中でまさに爆弾を体に巻いている様子さえ、

ドローンや、

超ミニドローンで撮影され、

イギリスやアメリカの、

軍関係者や政府関係者が同時に見守っているという、

その異様さだった。

すごい時代だねぇ。

アメリカサイドの言い分は明快だった。

とにかくテロリストの抹殺が最優先。

でも、

イギリスの女性政治家?

が言った言葉が理屈の上では一番正しく思えた。

彼女が言ったのは、

少女が死ぬのが分かってて攻撃すれば、

我々の責任。

少女を守って攻撃せず、

その代償としてテロリストが自爆テロで80人を殺したら、

テロリスト側の責任なのだと。

他にも見所はあるのだけど、

今日はこれまで。

●金曜日に元町を初詣したいと思います。
と思いましたが土曜日に変更します。申し訳ない。

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