2017年2月28日火曜日

失態

アカデミー作品賞で、

プレゼンターのフェイダナウェイが、

ラ・ラ・ランドと読み上げ、

関係者がステージに上がって、

3人ほどがスピーチしたところで、

間違いでした、

本当はムーンライトでしたって、、、

前代未聞の大失態。

あんな大舞台のクライマックスでやるか。

でも、

その時のラ・ラ・ランドのプロデューサー?

が偉かった。

即座にこのトロフィーを僕からムーンライトチームに手渡したい、

と言ったのだ。

ミスは起きる。

たとえアカデミー賞でも。

大事なのは、

その対処だ。

あれが日本アカデミー賞ならどうだったか。

そもそも、

ミスに気づいても、

もう発表してしまったもの仕方ないで、

闇から闇に葬られた、

というのは日本人を信用してなさすぎか?

アカデミー賞のミスは、

舞台裏の出来事のようではっきりしないけど、

いずれにせよ、

動揺を最小限に抑え、

かつ、

競争相手をたたえた態度は、

人間かくありたいもんだと思わされた。

ま、

いずれにせよ、

世紀の誤発表として、

アカデミー賞の歴史に刻まれた。


2017年2月27日月曜日

劇場

火花、

に次ぐ又吉の第二作は、

劇場、

と言うらしい。

ちょうど火花が文庫化され、

今日はNスペで特集されてた。

すごい前宣伝だ。

火花は290万部売れているらしい。

出版不況をものともしない、

貴重な作家がもう一人いた。

賞をとったり偉業を成し遂げたりした人の、

それまでの軌跡を知ったり、

話していることを聞いたりすると、

あ、

こりゃ俺なんか足元にも及ばんわ、

と思ってしまうけど、

人はそれぞれ固有の人生を歩んできているわけで、

俗に言う、

誰でも一作は小説が書ける、

それぐらいの経験は誰もが持っている。

文章力というのは、

努力すればいくらでも身につく。

んじゃないかと思う。

多分、

小説が売れるために必要なのは、

読者の共感が得られるかどうかではないのか。

そういう意味では、

何か特殊な経験をするということより、

あんまし他人と違わない人生を、

いかに独自の視点で見つめ直すか、

ということが重要なのかもしれない。

あくまで売れる小説を書くためには。

2017年2月26日日曜日

開始

生まれて初めて京阪電車に乗った。

土曜日で混雑していて、

座れなかったんだけど、

目の前にいた男性が、

一生懸命読んでいる本が、

騎士団長殺し。

カバーもつけず、

帯も取らず、

まだ上巻の最初の方。

僕は最近、

単行本を持ち歩くときは、

カバーと帯を外すようにしている。

実にセコいけど。

僕もまだ読み始めたばかりなんだけど、

騎士団長殺し、

と言う奇妙なタイトルからは想像できない、

出だし、

と言うことはできる。

1Q84の時のような、

一気に引きずり込まれる物語世界、

ではない。

いきなり、

女性2人とセックスするくだりには、

またか、

と思ったけど。

まだ扉を開けたばかり。

どう展開していくのか。

興味津々。

2017年2月25日土曜日

微笑

ラ・ラ・ランド観て来た。

結論から言うと、

良い映画だし、

観るなら映画館で観るべき作品だと思った。

平日の午後だったけど、

お年寄りを中心にほぼ満席だった。

そもそも、

この監督の初監督作品セッションが驚きの傑作で、

この2作目も傑作の誉れ高く、

アカデミー14部門ノミネートされており、

我が心のハードルは世界新記録並みに高くなっていた。

そう言う意味では、

そのハードルを超えたとは言い難い。

ストーリーが月並みすぎる。

ーーーーーネタバレありーーーーー

夢を追うジャズピアニストと女優の卵が恋に落ち、

先にピアニストがミュージシャンとして売れるけど、

それは彼が本当にやりたい音楽ではなく、

おまけにツアーばかりで彼女とすれ違い。

破局、

の矢先で今度は彼女に追い風が吹き、

オーディションに合格してフランスに渡ることになる。

二人はとりあえずよりを戻すけど、

先のことはわかんないね、

なんて言ってたら、

5年後には彼女は売れっ子女優になって、

別の男と結婚し子供までいる。

彼は夢のジャズバーを開く。

そのバーのロゴは、

彼女がかつて考えてくれたものだった、、、

そのバーに夫と訪れる彼女。

目があう二人。

懐かしの曲をピアノで弾く元彼。

救いは店での別れ際、

互いに微笑むこと。

セッションではラスト数分がすごかったけど、

この作品では冒頭がすごかった。

高速道路上での長回し。

でも、

ミュージカル的雰囲気は終盤になればなるほど薄れ、

凡庸なラブストーリーになってしまったように思う。

映画的技巧や音楽はすごいと思ったけど、

いかんせんストーリーが、、、

後味が悪くないのは救い。

隣の席の女性は、

終盤ずっと泣いてたけど。



2017年2月24日金曜日

没頭

さぁ、

この日が来た。

ラ・ラ・ランド公開と、

村上春樹の新作「騎士団長殺し」発売。

盆と正月が一緒に来たような、

少なくとも僕にとっては、

ものである。

騎士団長殺しは、

深夜営業の本屋ではもう発売されているだろうから、

すでに多くの人がかなり読んでいるはず。

ラ・ラ・ランドも、

すでに多くの人が見ていると思う。

だから、

しばらくネットでの情報は意図的に排除。

さぁ、

没頭するぞ、

と言いたいところだけど、

色々忙しくてね。

じわじわ味わいます。

2017年2月23日木曜日

譲歩

そうそう、

今シーズン見ているドラマ、

もう一つあった。

東京タラレバ娘。

今日の中身が、

先日のカルテットと被ってる部分があった。

男女の相性と映画。

そもそも好きな映画のジャンル。

レンタルした映画を黙って見るか話しながら見るか。

単に映画好きなだけだ、

相性が良いかどうかわからない。

そういう、

些細なことのズレ、

カルテットで言えば、

唐揚げにレモンをかけるかかけないか。

そういう部分のズレが、

やがて大きな亀裂になる、

みたいなことなんだけど、

なんとなく納得しそうなんだけど、

それって、

好きで付き合うなり結婚なりしたんだったら、

歩み寄れる範囲のような気がしないでもないんだけど。

好きなだけじゃ駄目だとは思うけど、

好きだからこそ寄せ合う感じってないのだろうか?

そんなに自分の価値観というか、

習慣って、

絶対的で変えようのないものなのだろうか?

悩む気持ちはわかるけど。

2017年2月22日水曜日

二作

結局、

今シーズンのドラマで、

見続けているのは、

カルテットと、

A LIFE、

だけになってしまった。

カルテットは、

超ハイレベルな演技構成を、

超ハイレベルな演者が実現する、

といった感じの面白さ、

ライフの方は、

まぁまぁベタな演技構成を、

演者が大変な熱量で見せるという感じ。

カルテットの方は、

第2部に入って、

俄然、

物語としての面白さが出てきた感もあるけど。

あと、

吉岡里帆という女優はいいな。

キムタクは相変わらずキムタクなんだけど、

それはそれで良い。

彼は高倉健を目指しているのかもしれない。

何やっても健さん。

何やってもキムタク。

あと30年ほど頑張って、

伝説になって欲しいな。

2017年2月21日火曜日

重版

村上春樹の新作長編が、

発売前にも関わらず重版になったとか。

出版不況もこの作家にだけは別世界の出来事らしい。

という僕も、

すでにAmazonで予約済み。

しっかり重版に貢献している。

7年待ったんだもんなぁ。

でも発売日の24日は、

映画ララランドの封切り日でもある。

なまじ休みなだけに、

これも外せない。

濃密な1日になること必至。

2017年2月20日月曜日

壮絶

プラネットアースに、

またも度肝を抜かれる。

孵化した途端、

ヘビに追いかけ回されるウミイグアナ。

我が子のエサをとるため、

猛烈な荒波へ飛び込むヒゲペンギン。

コモドオオトカゲがメスを巡って繰り広げる格闘は、

まるで恐竜時代のど迫力だ。

地球はデカイ。

人間は科学という武器で、

ここまで繁栄したわけだが、

彼ら動物の、

壮絶な生きる闘いを目の当たりにし、

ただただ呆然となるばかりだ。

2017年2月19日日曜日

証明

ブラピとマリオンコティヤールの、

マリアンヌという映画を鑑賞。

友人のお薦めだったんだけど、

確かに面白かった。

これまたスパイもので、

第二次大戦中のお話。

モロッコで共に作戦を行った、

イギリスとフランスの男女スパイが恋に落ち、

結婚して子供も生まれて、、、

悲劇的なストーリー。

これは実話かどうか知らないけど、

こういうこともあっただろうなと。

モロッコでの前半が印象的。

かつて尋問を受けたことがある、

ドイツ軍将校とカフェで出くわす。

相手が気づいたかどうか半信半疑。

あとをつけると、

電話をしていて、

まさに自分のことを知らせようとしている。

躊躇なく殺す。

作戦の前日、

砂嵐の中、

車の中で愛し合う二人。

またはイギリスに戻って、

空襲の最中、

出産する場面。

結婚しても、

人は相手の心の隅々まで知ることはできない。

大きな隠し事があるかもしれない。

でも、

自分への愛に嘘はないと確信したら、

相手の嘘は許せるのかな。

ラストのブラピの行動が切ない。

マリオンの行動もやりきれない。

2017年2月18日土曜日

間諜

スノーデンって、

知ってはいるけど、

良くは知らない的人物。

オリバーストーンのスノーデンは、

そこがクリアになる映画だった。

アメリカは、

ネットのあらゆる情報を傍受していて、

ある人物を調べたいとすると、

その名前を検索するだけで、

メールの中身から口座情報まで、

知ることができるというもの。

これからは、

防犯カメラと画像認識技術が結びついて、

その人物がどこで何をしているのかも、

ほぼ捕捉できるようになるんじゃないかな。

まぁ、

僕なんか鷹揚だから、

知られて困る個人情報なんて別にないと思っているけど、

それはまだ、

政府をある程度信じているからであって、

悪意を持ってこうしたシステムが使われるようになったら、

個人の生活は途端に窮屈になるだろう。

スノーデンは、

アメリカの暗部を公表し、

追われてロシアで暮らす。

悪者を退治するためだとしても、

許してはいけない一線がある。

この点は、

とても大事なことだ。

街中が防犯カメラだらけになることが、

薄気味悪いと思う感覚は、

きっと正しい。


2017年2月17日金曜日

手口

暗殺の手口が明らかになってきて、

首をひねるばかりだ。

毒針で刺されて、

って当初なってたのが、

女が顔にスプレーをかけたあと、

別の女が布で顔を覆った、

だの、

首を締めようとした、

だの、

これを暗殺というのか?

だいたい、

スプレーだったら、

周囲の人間や、

その女自身はなぜ平気だったのか?

スプレーと布が合わさって、

初めて効力を発揮するようになってたのか?

何が何やらさっぱり?

そもそも何の毒だったのか?

父親の莫大な遺産を隠しもっていたはずの人が、

なぜLCCを利用しようとしたのか?

狙わられているのは百も承知で、

何で一人でいたのか。

素人が考えても不思議なことだらけ。

いやはや。

2017年2月16日木曜日

殊勝

年賀状を毎年いただいている大学時代の先輩から、

なぜか今年は来ないと思っていたら、

葉書が先日届いた。

なんと小脳からの出血で入院されていたそうで、

ようやくリハビリ病院を退院され、

葉書を書けるようになられたのだとか。

年末には、

もう40年来の友達が心臓の大手術をした。

彼女も無事に退院し、

先日、

現場復帰を果たした。

大病をされたことは本当にお気の毒だったけれど、

二人とも退院されたことを心から喜ばしく思う。

と同時に、

我が身にも何かしらの病が、

抜き足差し足忍び寄っているのではなかろうか、

きっとそうに違いないと思ってみたりもする。

せめてリスクの高い病ぐらい、

検診を受けてみようかなどと、

殊勝なこと。


2017年2月15日水曜日

突然

金正男がマレーシアで暗殺されたらしい。

捜査当局は、

北朝鮮の女スパイが毒針で刺したと見ているという。

あまりに前時代的な話に、

ほんまいかいなと首を傾げつつ、

そういうこともあるのかもねとも思う。

ネットでは、

正男の異母弟である正恩は、

北朝鮮で政敵を次々に処刑していて、

年々その数は増えているとか。

ある日、

北のミサイル5発ぐらいが、

立て続けに東京や大阪や原発に発射されても、

全然不思議じゃないとも思えてくる。

その時、

日本はどう反応するのだろう。

まさか、

じゃないけど、

実際そうなったら、

蜂の巣を突いたような騒ぎになるに違いない。

防災グッズが飛ぶように売れ、

防空壕を掘り出す人も現れるだろう。

何が起きても不思議じゃない。

2017年2月14日火曜日

所属

清水富美加と、

能年玲奈(のん)が同じ、

レプロという事務所所属だったって、

全然知らなかった。

二人が後味の悪い事務所の辞め方をしたことは、

単なる偶然なのかどうなのか?

どうでもいいことだけど、

やっぱり気になる。

関係ないけど気に入らないのは坂上忍だ。

彼は一体いつからあんなに、

芸能界のご意見番的ポジションを得たのか?

だいたい彼は、

芸能界で何してきたの?

子役で有名だったことは知ってるけど、

それだけじゃないの?

俺、

もの知らなさ過ぎなの?

デビ夫人とかもそう。

彼らが出るような番組は、

僕はまず見ないので、

発言は主にネットニュースからなんだけど、

なんか腹たつのは俺だけ?

●14日に元町伺います。

2017年2月13日月曜日

引退

清水富美加が引退って、

軽くショックなんですけど。

彼女、

何年か前から、

いい感じだなぁと思って、

MCとかやってるの見てても、

頭の回転早いし、

明るいし、

ツイッターもフォローしてたんだよね。

今日のさっきまで、

引退なんて知らなかった。

幸福の科学の信者だったというのも初耳。

引退も「宗教上の理由」とか?

はぁ〜

なんか最近、

引退多いよね。

ファンをなんだと思ってんだろうね。

2017年2月12日日曜日

発熱

発熱を伴う風邪なんて、

多分10年以上ぶりじゃなかろか?

たかが37度台だったけど、

結構辛かった。

昔は38度あっても仕事を休まなかった、

なんて偉そうに言ってたけど、

今なら無理。

インフルじゃなくてよかった。

ついでに、

鼻うがいの効果も見直すべきか?

いやいや、

事実として、

鼻うがい励行してから10年、

発熱風邪はひかなかったのだから、

やっぱり効果はあると思いたいんだけど。

それ以上に、

僕の体の免疫力が落ちてきたということか。

加齢?

色々と考えさせられた。

峠は過ぎたので、

ホッとしている。

2017年2月11日土曜日

金棒

キムタクのドラマで、

こんなセリフがあった。

脳腫瘍の手術では器具の受け渡しが900回ある。

1回につき1秒器具だしが遅れると、

トータル15分の遅れになって命を左右する。

みたいな。

だから優秀なナースが必要というわけ。

今日、

新しい掃除機が届いた。

高級なだけあって、

ヘッドもホースもコードも、

全ての使い心地がよく、

母大満足。

鬼に金棒って感じ。

2017年2月9日木曜日

悪寒

悪寒がするので、

医務室で体温測ったら37.5度。

診断の結果、

インフルではなく、

ただの風邪。

あーでもしんどいわ。

2017年2月8日水曜日

道具

母が、

掃除機を買い替えたいと言いだした。

この前買ったばっかりやん?

普段、

決して無駄遣いすることがないだけに、

理由を尋ねたら、

思わぬ答え。

アレうるさいねん。

アレが人生最後の掃除機やと思うと悲しいねん。

うるさい?

電源を入れても、

さほどモーターはうるさいとは?

モーターちゃうねん。

こっちやねん。

母はそう言うと。

ヘッド部分をゆかにカチャカチャ押し当てた。

確かに安っぽい音だ。

もぉこれが我慢できひんの。

家の掃除が生き甲斐の母にとり、

掃除機は名工の道具みたいなものなんだろう。

電気屋で触ってみて、

ええのあったら型番控えてきて。

プレゼントしようかな?

2017年2月7日火曜日

機長


僕らが子どものころ、

男子の憧れの職業は、

ダントツでパイロット。

僕もそうだった。

今日は、

その気分を疑似体験してきた。

新長田のテクノバード。

写真はボーイング737の操縦シミュレーター。

本物だよ。

計器類はもとより、

窓の外の景色までCGで再現される。

僕は神戸空港から伊丹までを選んだ。

座席も本物そっくり。

5点シートベルトを締め、

頭にインカムをつけて、

かなり気分が上がる。

副操縦席に教官がいて、

やっかいな操作は全部やてくれる。

僕は眼前の計器を見ながら高度を保ち、

指示通り左右にハンドルを動かすだけ。

それでも着陸は失敗。

2回目で何とか伊丹に着けた。

今日は時間がなかったのでやめたけど、

頼めば機長の制服も着られるらしい。

でも、

次があるなら、

多分セスナを選ぶな。

2017年2月6日月曜日

喧嘩

我を通したいばかりに、

友人と仲違いしてしまった。

折れれれば済むことなのに、

これまでは、

誰に対してもそうして来たのに、

そういう人間に自分を変えて来たのに、

今回は譲れなかった。

まるで昔の自分に戻ったようだ。

う〜ん、

ダメだダメだ。

このままじゃダメだ。

とりあえず寝て、

頭冷やそう。

2017年2月5日日曜日

灯火


ホッとする明かり。

でもコレ、

ロウソクじゃなくLED。

とはいえ、

とってもよくできてて、

炎の揺らめきが見事に表現できている。

テーマパークで使われているのと同じ技術らしい。

暗闇で遠目だと、

まさにロウソク。

帰宅するとまずつける。

2017年2月4日土曜日

呼吸

呼吸は大事だ。

呼吸しないと死んでしまう。

でも、

スマホやパソコンに熱中しているとき、

呼吸をしていない人がいると聞いた。

相手の話を聞いている時にも、

無意識に呼吸を止めている人もいるらしい。

ひょっとしたら僕もそうかもしれない。

無意識のことだから、

かもしれないでしかないけれど。

意識して呼吸しなきゃ。

深くゆっくり。

いつまで続くか分からないけど、

注意していこう。

2017年2月3日金曜日

地上

昨日の二次会で行ったBARは、

僕がセレクトした。

初めて行ったお店であり、

行ってみたかったお店だ。

そこの店主は、

10年ほど前に、

近くのビルの地下で初めて店を出し、

その頃、

僕はたまに通っていた。

料理人だったという店主はまだ若く、

多分その頃で20歳代だったはず。

物腰が柔らかく、

勉強熱心で、

頑張って応援しようと思っていたが、

僕の方がダウンしてしまい、

それっきりになっていた。

しばらく前、

同じ名前でやっていたその店を訪ね、

店主はどうしたかと聞いたら、

商店街沿いに新しい店をやっているというので、

嬉しくなった。

地下から地上へ、

頑張って店を拡大したんだ。

やっぱりな。

というわけで昨日初めて訪れた。

僕はノンアルカクテルを二杯。

当然、

店主は僕のことなど覚えていなかったけど、

新しい店は、

ゴージャスとはちょっと違うけど、

シックないい雰囲気を出していた。

彼のことだから、

そのうち、

さらに店を大きくするのではないかと期待している。

2017年2月2日木曜日

波紋

今年も、

もといちの日が終わった。

いつも通り来てくれた人、

久しぶりに会えた人、

来たくても来れなかった人、

いろんな人があったと思うけど、

この一年で僕らにあった最大の変化は、

LINEグループを作ったことだった。

年に1回、

顔をあわせるかどうかだった僕らのうち、

17人が繋がった。

当然のように、

よく書き込む人、

たまに書き込む人、

静観の人、

様々なんだけど、

良い面も良くない面もあったと思う。

常につながっている分、

知らなかった面を知ることになったのは確かだ。

一方で、

年に1度のレア感は薄れたとも言える。

このLINEが今後、

どう変化していくのか分からない。

ただ、

変わらない池の水面に石を投げ込んだのは確かだ。

波紋がどのように広がるのか、

それもまた楽しむ余裕を持ちたい。

2017年2月1日水曜日

変容

日本橋といえば、

西の秋葉原、

というか、

電器の街、

のイメージが強く、

子供の頃、

ステレオを買いに、

親に連れてきてもらった記憶が、

今でも鮮明に焼き付いている。

久しぶりに界隈を歩く機会があった。

バラの包みの高島屋から電気街。

いやいや、

電気街というのは、

東西ともにオタクの街に変わったんですな。

生まれて初めてメイドカフェに遭遇。

中には入らなかったけど、

ウィンドウ越しに、

確かにメイド服の女の子がいっぱいいたぞ。

あと、

カード?

の売買所?

オタロードというそうな。

その中で一軒、

いかにも古そうな喫茶店があったので、

息継ぎのようにして飛び込んだ。

おじいちゃんが一人でやってて、

コーヒーはマイルドな味だった。

おじいちゃんの目には、

街の変容がどう映っているのだろう。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...