火花、
に次ぐ又吉の第二作は、
劇場、
と言うらしい。
ちょうど火花が文庫化され、
今日はNスペで特集されてた。
すごい前宣伝だ。
火花は290万部売れているらしい。
出版不況をものともしない、
貴重な作家がもう一人いた。
賞をとったり偉業を成し遂げたりした人の、
それまでの軌跡を知ったり、
話していることを聞いたりすると、
あ、
こりゃ俺なんか足元にも及ばんわ、
と思ってしまうけど、
人はそれぞれ固有の人生を歩んできているわけで、
俗に言う、
誰でも一作は小説が書ける、
それぐらいの経験は誰もが持っている。
文章力というのは、
努力すればいくらでも身につく。
んじゃないかと思う。
多分、
小説が売れるために必要なのは、
読者の共感が得られるかどうかではないのか。
そういう意味では、
何か特殊な経験をするということより、
あんまし他人と違わない人生を、
いかに独自の視点で見つめ直すか、
ということが重要なのかもしれない。
あくまで売れる小説を書くためには。
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