スノーデンって、
知ってはいるけど、
良くは知らない的人物。
オリバーストーンのスノーデンは、
そこがクリアになる映画だった。
アメリカは、
ネットのあらゆる情報を傍受していて、
ある人物を調べたいとすると、
その名前を検索するだけで、
メールの中身から口座情報まで、
知ることができるというもの。
これからは、
防犯カメラと画像認識技術が結びついて、
その人物がどこで何をしているのかも、
ほぼ捕捉できるようになるんじゃないかな。
まぁ、
僕なんか鷹揚だから、
知られて困る個人情報なんて別にないと思っているけど、
それはまだ、
政府をある程度信じているからであって、
悪意を持ってこうしたシステムが使われるようになったら、
個人の生活は途端に窮屈になるだろう。
スノーデンは、
アメリカの暗部を公表し、
追われてロシアで暮らす。
悪者を退治するためだとしても、
許してはいけない一線がある。
この点は、
とても大事なことだ。
街中が防犯カメラだらけになることが、
薄気味悪いと思う感覚は、
きっと正しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿