掃除機を買い替えたいと言いだした。
この前買ったばっかりやん?
普段、
決して無駄遣いすることがないだけに、
理由を尋ねたら、
思わぬ答え。
アレうるさいねん。
アレが人生最後の掃除機やと思うと悲しいねん。
うるさい?
電源を入れても、
さほどモーターはうるさいとは?
モーターちゃうねん。
こっちやねん。
母はそう言うと。
ヘッド部分をゆかにカチャカチャ押し当てた。
確かに安っぽい音だ。
もぉこれが我慢できひんの。
家の掃除が生き甲斐の母にとり、
掃除機は名工の道具みたいなものなんだろう。
電気屋で触ってみて、
ええのあったら型番控えてきて。
プレゼントしようかな?
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