この間こんな記事を読んだ。
年齢を重ねると必要な睡眠時間は短くなるのに、
お年寄りは十分眠れないと誤解して、
睡眠薬に頼る人がいる。
40歳代ぐらいまでは7時間が適正だが、
60歳ぐらいだと6時間で十分なのだ、
みたいな内容だったと思う。
記事の主旨は高齢者の睡眠薬依存への警鐘なのだが、
僕はふと思った。
40代ぐらいまでの適正な睡眠時間って、
7時間だったっけ?
8時間じゃないの?
これは実際は7時間なのかもしれないけれど、
僕が言いたいのは、
ある記事の狙いは別のところにあるかもしれないということだ。
わかりやすいのは、
最近流行りの商品をいくつか紹介しながら、
実はさりげなく紹介している全く別の商品を宣伝することが狙い、
みたいな記事。
ひねくれた見方だけど、
こういう巧妙な誘導記事が増えているように思う。
災害のドキュメントを見ていて、
子供らが、
「自分の命は自分で守る」
と大勢で言わされていた。
それはそうなのかもしれないけど、
これが例の自己責任論を根付かせるフレーズに簡単に結びつきそうだ。
前にも触れた、
人生100年時代もそう。
そういえば、
国会は例の老後2000万円問題で空転しているけど、
政府はこの問題に世間の目を向けさせて、
他のもっと大切なことを隠そうとしているのではないか。
もりかけ問題は結局どうにもならなかった。
あれだけ大騒ぎして、
その裏でもっと大切な問題が表に出ないままになったのではないか。
情報が氾濫している今、
その裏に隠されているものがないか、
常に注意が必要だと改めて思った次第。
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