誰よりもガッカリしているのは、
選手達自身だろう。
4年がかりで追い求めた攻撃サッカー。
すべてはこの日のためだったのに。
何の進歩も示せず、
初戦を逆転負け。
勝ち負けが問題なんじゃない。
信念とか覚悟とか、
そういったものが欠片も見られなかったことが悔しい。
最高の準備、
状態は100%
そういう時に限って本番で自分でも不思議なほど、
自分の力が出せないことはスポーツではよくある。
それがプレッシャーなのだ。
まだ可能性はあると言う人もいる。
可能性の議論をすれば、
そりゃそうだ。
1勝1分けでもほかのチームの状況によっては、
勝ち抜く可能性はある。
でも、
現実的には最低あと2試合はともに勝つことが必要だろう。
たとえば次のギリシャ戦も負けて、
グループリーグ突破が絶望になって、
3試合目でコロンビア相手にいいサッカーをしても、
それじゃ意味がない。
ソチ五輪で浅田真央がショートで大失敗して、
それでも切れずにフリーで見事な演技をしたことは、
ものすごい美談で語られるけど、
ぼくは別にそうは思わない。
それと一緒だ。
プレッシャーのかかる状況で実力を出さなきゃ。
初戦の屈辱を晴らすためには、
連勝しかない。
それも、
攻撃サッカーを貫いて。
逆に言えば、
攻撃サッカーを取り戻して連敗したなら、
それはそれで許せる。
要は、
結果にこだわらず、
自分たちらしいプレーをしてくれ。
それだけだ。
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