2014年6月26日木曜日

完敗

本田が泣いていた。

「最強」だったはずのザックJが、
1勝もできずにW杯を終えた。

セルジオ越後さんが言っていた。

イングランドやスペインも予選リーグで敗れたのだから、
などと言っていては、
また同じ失敗を繰り返す。
興行的な親善試合なども含め、
日本サッカー界全体で考え直さなければならない。

その通りだと思う。

まぁ日本はW杯に出場するようになって、
まだ20年だ。

ようやく大人になったばかりだ。

試合運びは、
コートジボアール、
ギリシャ、
コロンビアの方が上手だった。

特にコロンビア。

「二軍」だった前半はともかく、
「一軍」の選手を少し投入した後半は、
完全に圧倒していた。

そんな中で、
日本は精一杯やったとは思う。

でも、
日本のレベルは世界では、
まだ全然通用しないことがはっきりした。

世界の一流クラブでプレーする選手も何人もいるのに、
なんで日本はこんなに弱いのか?

個々人の能力は、
世界でも通用するレベルなのだと思う。

でも、
チームとしてのレベルは、
まだまだ二流なのだろう。

こればかりは、
観戦するぼくらも含めて、
何十年もかけて成熟していくしかないのかもしれない。

そのカギは恐らくJリーグではないか?

Jが成熟して、
国民のサッカー眼も肥えて初めて、
代表チームのレベルも上がるのだと思う。

強化に特効薬はないのだ。

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