2018年8月6日月曜日
確立
本日のレイトショー。
同い年のトム・クルーズの代表作シリーズの最新作。
今回もトム、
スカイダイビングにヘリコプターの操縦、
カーアクションに肉弾戦と体張って大奮闘。
CGを全く使ってないのかどうか知らないけど、
実写の迫力はいまだにすごいもんだと実感。
お話はつまるところ、
核兵器をテロリストから奪還するという、
シンプルの極みで、
そこにCIAの横槍や、
怪しげなフランスのブローカーみたいなのが出てきて、
名前が似通ってて誰が誰の敵で、
誰が誰を裏切ってるのか、
途中でこんがらがってきたけど、
大筋は先に言った通りなので、
単純にアクションを堪能できた。
一流のエンターテインメントな作品。
人気が出るのも納得だった。
ちょっと不満ということなら、
ミッションインポッシブル的な、
仕掛けが少なかったところ。
その代わりよかったのは、
主役のイーサンハントの人間性が割に丁寧に描かれている点。
別れた元妻との再会や思いやり、
その他、
数億人の命も目の前の一人の命も同等的な部分、
その辺は深みをもたらしたと思う。
で、
帰宅してラジコで村上春樹のラジオを聞いている。
ラジオ出演は初めてということらしいが、
第一に声がいいよな。
彼の好きな音楽をかけながら、
どこかで読んだことのあるような話を1時間。
この作家、
作品はもちろん好きだけど、
生き方が魅力的に映る。
いわゆる文壇には属さず、
海外を転々として、
好きな音楽を聴きまくって、
マラソンを走り、
午前中に執筆する。
今やノーベル賞候補の常連だ。
イスラエルに行って演説したかと思うと、
数年に一度、
こうやって庶民の世界に降りてくる。
つまり、
確固たるスタイルを持っているんだな。
トムクルーズもそうだけど、
難しい世界で、
長年かけて自分のオリジナルなスタイルを確立している人は、
やっぱり魅力的だ。
遺志
30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...
-
横山秀夫の新作「ノースライト」が面白かった。 バブルがはじけて仕事がなくなり、 夫婦仲がおかしくなって離婚して、 自堕落な生活をしていた建築士の元に舞い込んだ、 思いもかけぬやりがいのある家の建築。 没頭して完成させるものの、 そこに施主が住んでいないこと...
-
昨日は、 落とし穴事故のことで一杯だったけど、 もうひとつ、 驚くべき事件があった。 世界陸上男子100メートルの決勝で、 超人ボルトがまさかのフライング失格。 予選や準決勝の走りを見ていて、 相変わらず別次元だと思っていたので、 これには驚いた。 何でス...
-
長いことサラリーマンやってるけど、 会社を辞める挨拶で涙した人を見たのは、 始めてのようなきがする。 派遣の女性なんだけど、 6年半頑張って、 仕事も好きだったのに、 去らねばならない無念さが、 ひしひしと伝わってきて、 胸を打たれた。 あー...
0 件のコメント:
コメントを投稿