2014年7月30日水曜日

空席

「ゴジラ」を観て来た。

予約の段階で空席が多いので、
あら〜って思ってたんだけど、
案の定、
ホンマにしょーもなかった。

なんでアレが「世界興行収入1位」なんやろ?

どんだけカネかけて、
駄作作ってんねん、
という感じ。

いや実際、
すごいカネかけてるのはよく分かる。

特撮?
とかすごいもん。

でも、
もうイマドキ、
特撮がどんだけすごくても、
それだけでは驚かない時代になった。

画面ではすごいことが映し出されているのに、
眠い、
というのは大げさだけど、
退屈すら感じたのは、
場面と場面のつながりの悪さにある。

感情移入できない。

観ている側の、
で、
次はどうなるの、
っていう興味が先に行ってしまうような、
モタモタした展開なわけ。

3歩進んで2歩下がるというか。

ゴジラの話しかと思っていると、
もう一匹の怪獣の話しだったり。

とりあえず魅せる映画っていうのは、
こちらの興味の半歩ぐらい先を次々に見せて行く。

無駄に長い。

2時間ぐらいだったと思うけど、
いっそ90分ぐらいにバッサリ切れば、
もうちょっとテンポがよくなったんじゃなかろうか?

荒唐無稽なストーリーであるからこそ、
観客をダマす、
というか、
ある意味強引に引っ張っていく脚本が必要だよね。

空席情報は、
面白さの何よりの指標だわ。




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