無知な女子高生に、
愛のムチを、
という番組がNHKで始まった。
その名も「むちむち」
普天間は知らない。
PKOは知らない。
お遍路も知らない。
米国は「よねこく」と読む。
これがニッポンのJKの平均像なのか?
番組は、
そんな女子高生に、
言葉の意味だけじゃなく、
身をもって、
それが何かを教える、
という感じで進む。
普天間を知るため沖縄に行った二人は、
軽いノリだったのに、
どんどんディープな現実を知らされる。
最後、
いまだに続く遺骨収集現場では、
一人が参加を拒否、
もう一人も現場に入ることができなかった。
それだけで終らないのがいい。
なぜ参加しなかったのか。
女子高生は、
本気の人だけが入る資格があると思う、
みたいなことを言った。
もう一人は、
ただ怖かったと言った。
お遍路の二人は、
お接待も体験。
一人は、
何をやっても、
偉いねぇと言われた。
この人たちが普通にやっていることを、
自分も普通にできるようになりたい、
みたいなことを言った。
無知であることと、
単なる知識として知っていることは、
実は大差ないように思える。
彼女らは確かに無知だ。
でも、
無知だ無知だと、
笑っていられる身分でもないな。
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