2015年8月24日月曜日

災厄

ちょっとショッキングな出来事があって、
仕事が手につかなかった。

といっても、
ぼく自身になにか、
というわけでは全くないのだけれど。

順風満帆に思える人生も、
いつどこで足元をすくわれるか分からない。

親父は生前、
電車で怪しげなヤツがいたら、
さっさと別の車両に移動する、
そういう人だった。

危うきに近寄らずな人だった。

そのバカ息子は、
進んで近寄るタイプだけど。

親父の人生のリスクの何%かは、
そういうことで救われたかもしれないけれど、
結局はヤブ医者のせいでガンの発見が遅れ、
それがもとで早死にしてしまった。

人生どこに落とし穴があるか分からない。

落ちたことのない人は、
それは自分の徳のせいだなどと思わぬことだ。

たまたまですよ。

それは。

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