2015年8月23日日曜日

玉音

本日のレイトショー




















今年の夏は、
戦後70年ということで、
様々な映画やドラマがあった。

でも、
ぼくが印象深いのは、
映画なんかでは取り上げられないであろう、
語り部たちの戦争体験だった。

日本で戦地で、
数えきれない苦痛や悲しみがあって、
そのどれもが、
胸に強くつきささった。

今日の映画は、
モッ君や役所広司の演技がいいと話題で、
確かに今日もよく客は入っていた。

細かくカットをつないでいく演出は、
飽きさせず、
敗戦の一断面をよく描いていたと思う。

でも、
彼らはすべて当時のスーパーエリートである。

たとえば東日本大震災の時の霞ヶ関の動きのようなものである。

玉音放送録音の裏で、
青年将校らのクーデター計画があって、
その青年将校が松阪桃李なんだけど、
どうなんだろうね。

あまりに青くて。

役所広司の阿南陸相がね、
格好良すぎてね。

役所広司が演じると、
どんな悪人でもある意味好い人になってしまうな。


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