2016年4月22日金曜日

感覚

体の感覚を記録することは難しい。

何百もある筋肉の運動を記録する方法を、
僕らは持っていない。

往々にして、
ばっとか、
すーっととか、
感覚的な言葉になるのは仕方がないことだ。

だからせめて、
毎日同じ行動をして、
同じような状態に持って行くことしかできない。

いわゆるルーティンだ。

しかし、
ルーティンを繰り返していても、
体の状態は毎日間違いなく違う。

気温や湿度もそうだし、
体調は必ず微妙にでも違う。

第一、
人は毎日確実に老いる。

いい時のビデオを見る、
という方法もあるだろうが、
それとて、

その時の身体状態とか、
筋肉の動きは外見ではわからない。

イチローでさえ、
さすがに衰えるのだ。

あれほど肉体の管理において、
誰よりもプロフェッショナルである彼でさえ。

せめてルーティンを繰り返し、
前日の感覚を失わないようにするしかない。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...