2016年4月29日金曜日

適性

友人と食事していて、
思わず口走った。

だいたい管理されるのが大っ嫌いな俺に、
管理職が務まるわけないやろ!

そうなのだ。

こんな簡単なことに今更気づいた。

一般に組織の管理職は、
被管理職より偉いとされ、
給与も高い。

しかし考えてみれば、
それはなぜなんだろう?

雇用者を管理するという能力が高いということは、

優れた商品を作る雇用者より偉いのだろうか?

どちらが偉いというより、
これは適性の問題ではなかろうか?

ところが、
極端な場合、
優れた商品を作れないけど、
そこそこ社歴が長いという理由で、
自動的に管理職になる者がいる。

仕方なく管理職という矛盾だ。

いや、
それはもういい。

言いたいことは冒頭に言った。

管理職の適性は、
管理されることに平気な人であり、

組織という者は一般に、
管理されたがる人が偉くなっていく、

そういうシステムなのだ。

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