誘惑に勝てず、
ファントーメをダウンロードした。
宇多田ヒカルの新しいアルバムね。
素人が2回通して聞いただけでも、
ずいぶんと音楽性が変わったことがわかる。
藤圭子が死んだ、
母が自殺した、
そのショックを経て、
再婚、
出産が、
彼女に与えた影響を思う。
歌詞がものすごくパーソナルになっていて、
ちょっと辛いものもあるかな。
個人的には、
ラストの桜流しがやっぱり一番いい。
2012年、
震災の翌年、
藤圭子がまだ存命だった頃の作品だ。
彼女は、
母親の死を乗り越えたと思っているかもしれないけれど、
多分、
本当に乗り越えるのには、
10年ぐらいはかかるんじゃないだろうか?
彼女は、
音楽活動を再開したけれど、
まだ、
雲の中を歩いているような、
そんな気がする。
勝手に。
0 件のコメント:
コメントを投稿