錦織が、
勝てない相手はもういない、
と言ってのけたのは、
2年ほど前だったか。
にもかかわらず、
それからもマレーやジョコビッチには、
からっきし弱かった。
昨日のマレー戦を見て思ったのは、
今や彼は、
技術やパワー、
戦略や持久力、
どの点を取ってみても、
すでに世界一のレベルにあるということだ。
彼が、
普通に戦えさえすれば、
もはやジョコビッチさえ、
恐る存在ではない。
最大の問題は、
彼が自分の能力を信じていないことだ。
彼の戦いは常に、
自分との戦い。
彼が普通にプレーすれば勝つし、
妙なプレッシャーに押しつぶされれば、
ミスを連発して自滅する。
しかし、
マレーに勝って、
ようやく彼も自分の能力を心底、
信じ始めたのではなかろうか?
マトリックスのニオが、
ラストで覚醒したように。
次の相手のワウリンカも、
おそらく決勝で当たるであろうジョコビッチでさえも、
一気に粉砕して、
日本人初の4大タイトルを手に、
して欲しいんだけどなぁ。
信じてないのは俺か。
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