午前3時キックオフの、
スペイン対ポルトガルは、
ロナウドの独壇場だった。
ハットトリックを決めて引き分けに持ち込んだのだけど、
特にすごかったのは3点目。
残り少ない時間に得たフリーキックを、
信じられないような軌道で相手ゴール右隅に決めて見せた。
さらにすごいのは、
このフリーキックにつながる相手ファウルを、
計算づくで奪ったというところ。
自分一人で相手を罠にかけてファウルを誘い、
そこで得たチャンスをものにした。
彼が世界最高のプレーヤーであることを改めて全世界に見せつけた。
世界の名だたる名選手の中でも、
個性、
実力ともに抜きん出ている。
脱税事件で27億円を払うらしいけど、
彼は慈善事業にも熱心。
ほとんど非の打ち所がない。
対するアルゼンチンのメッシ。
アイスランドという格下相手にノーゴール。
PKまで外した。
圧倒的な個人の身体能力と技術、
そしてずる賢さを備えたロナウドと、
周囲のお膳立てがあって初めて輝けるメッシ。
二人は現代サッカーを牽引する選手だけど、
この2試合を見る限り、
ロナウドに軍配を上げざるを得ない。
結果はポルトガルもアルゼンチンもドローだったけど。
どちらも天才的プレーヤーだけど、
お膳立てからゴールまで一人でやってのけるロナウドの力業はメッシにはない。
W杯は始まったばかりだけど、
いきなりすごいもの見ちゃったな。
そのロナウドもメッシも、
今回が最後のW杯と言われている。
この時代に生きていることは幸運なことだ。
悪いけどプロ野球なんて見ている暇はない。
熱狂のひと月は寝不足が続きそうだ。
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