2018年6月29日金曜日

薄氷

薄氷の決勝トーナメント進出。

9パターンあるうちの7パターンで、

日本は無条件で進出だった。

勝つか引き分けさえすれば。

その大一番で先発を6人変える大博打。

それもこれまで得点した4人を全てベンチにした。

何度も先制チャンスを逃して、

案の定ポーランドに決められる。

同点にできない中、

コロンビアがセネガルから1点。

日本はこのままなら決勝行きの目が出てきた。

ここから日本もポーランドも攻めなくなった。

そのままならいいけど、

残り時間はまだ20分近くあった。

もしセネガルが同点にしたら、

日本は一気に予選落ち。

それでも日本は攻めなかった。

セネガルに同点にできる力がないと分析できていたのかどうか、

それはわからないけど、

いずれにせよ日本は再び大博打にでた。

結果的にセネガルは負け、

日本は決勝行きの切符を手にしたのだが、

それもイエローカードがセネガルより2枚少なかったから。

薄氷も薄氷。

見ているこっちは余計なことでハラハラさせられた。

それが勝負だと言われればそうかもしれない。

でも、

もし敗退していたら、

6枚変えの采配は間違いなく批判されただろう。

主力を温存したのは決勝トーナメントを意識したのだろうから、

もし8強に入ればまぁ許せるけれど、

それにしても危ない橋を渡ったものだ。

西野監督にどのぐらいの確信があったのか。

まぁ本当に大博打を打ったものだ。

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