樹木希林さんが亡くなった。
全身ガンだとカミングアウトして数年。
特にここ数年の存在感は、
高齢化社会の生き方の指標みたいな感じで、
独特の存在感を放っていた。
あん、
万引き家族、、、
最近観た映画でも、
圧倒的な印象を残した。
いわゆる大女優ではない。
どちらかといえば怪優?
演技が上手いというタイプではなく、
存在感がすごかった。
なんせ20代にして老け役をやったのだ。
寺内貫太郎一家。
若い人にはわからないだろう。
郷ひろみとの林檎殺人事件もあった。
内田裕也との特殊な夫婦関係といい、
女優と一人の確固とした生き方を貫いた女性。
全身ガンと公表してからは、
泰然とした死への向かい方が注目を集めた。
最後の最後まで映画やメディアに出演していたのも、
突然の訃報に驚きを与えた。
正直、
この人本当に全身ガンなの?
なんて思わされるほど最後の最後まで自在に生きた。
自然体を貫くって本当に難しいと思うのだが、
飄々と受け止めてそよ風のように逝った。
若い人へのメッセージも印象深い。
実に格好がいい女性だった。
ちなみに遺作は今秋公開の、
日々是好日だそうだ。
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