日々この時間、
その日の出来事を思い出す。
印象的な日常の出来事、
面白かったニュース。
読んだ本、、、
その中から何か一つ取り上げようとするのだけど、
大概は何も思い出さない。
結局、
その時思いついたことを書くのだけれど、
どうしてこれほどその日の出来事が思い出せないのか。
十数時間起きて動いて会話して仕事して、
なのに、
この時間になると何も思い出せないことが多い。
今日1日は僕にとって何だったんだろう。
とはいえ、
その日々の思い出せない記憶や体験が、
僕という人間を変えて行く。
自覚してないけど、
きっとそうだ。
毎日、
僕はきっと細かい紙やすりで削られている。
心も体も。
毎日の削られ量はごくごくわずかなんだろうけど、
でも確実に角が取れまるくまるくなっていっているのだろう。
昔はかなり尖っていたはずだけど、
今はどのとんがりも見る影もない。
人格的成長とかそんないいもんじゃない。
ただとげがなくなり、
どこにでもある石ころになって行く。
そんな気がする。
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