グレートトラバースという番組を知った。
田中陽希という登山家が、
山を登るだけではなく、
全行程を徒歩で移動するという、
8000キロの大冒険だ。
このあいだ見たので一番驚いたのは、
黒部渓谷の水平歩道だ。
黒部ダム建設のために作られたという歩道は、
水平っちゃあ水平なんんだけど、
標高1000メートルの岩盤を、
くりぬいて作られている。
歩道の幅は数十センチ。
片方に柵などはなく、
足を踏み外せば、
崖を真っ逆さま。
こんな恐ろしい場所があること自体、
全く知らなかった。
それ以外にも、
まぁ日本にはものすごい多様な山があるということ。
つい海外に目が行くんだけど、
どうしてどうして、
日本は冒険の宝庫だと思い知らされる。
日本人なのに、
全然知らないことだらけ。
それにしても、
この登山家もすごいが、
一緒に登って撮影しているカメラマンがえらい。
それに、
あんなとこに岩盤をくりぬいて歩道を作った人にも、
興味を引かれる。
一体どんな人が、
どんな気持ちであの作業を成し遂げたのか。
登山する人より、
絶対にカメラマンや道を作った人の方が、
すごいよな。
おまけに、
世界にはこんな恐ろしい山道もある。
ありえん。
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