2019年5月18日土曜日

覚悟

母が死んだ夢を見た。

正確には余命わずかな病院のベッドで、

僕が傍に座っているんだけど、

その夢で味わった、

いたたまれない感情は筆舌につくしがたった。

そんな夢、

生まれて初めてだ。

母も81歳だ。

人生100年時代なんて宣伝しているけれど、

平均寿命からいえば、

残りの時間がそんなにあるわけではない。

とはいえ、

母は最近、

公民館の体操に週一で通っており、

相変わらず元気なのだが。

それでも年々衰えていっていることは、

毎日暮らしていてもわかる。

そんな折、

友人のお母様が亡くなられたと聞いた。

会社の同期の父親が良くないという噂も耳に入ってきた。

そもそも自分の寿命を考える年代だ。

父母がいなくなるということは、

早晩現実になる、

その覚悟はしておかないといけないと、

強く感じた。

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