2017年5月8日月曜日
濃縮
本日のレイトショー。
ウディ・アレン監督の最新作。
近所のTOHOシネマでは、
あんまりこういう地味目の作品はやらないし、
予告編も全く見なかったんだけど、
喜んで鑑賞。
若い頃に愛し合いながら、
結ばれることのなかった男女が、
何年か経って互いに結婚してから再会するというストーリー。
あれ?
これってララランドと似てない?
ミュージカルではないし、
舞台も現代と1930年代と異なるけど、
基本的に似ているよな。
考えてみればこれって、
だいたいの大人が経験したことのあるテーマかもしれない。
80歳のウディ・アレンが、
言っちゃ悪いが遺された人生の中で、
あえてこの作品を撮りたかったのか。
ちょっと調べたら、
大恐慌直後のグラマーなナイトライフを描きたかったんだって。
うーん、
確かに映画の後半は、
主人公が経営するレストラン、
(それがカフェ・ソサエティという名前なんだけど)
が主たる舞台にはなるけれど、、、
まぁいずれにせよ、
ほろ苦くキレの良い短編小説っていう感じ。
1時間半という短い尺で、
エンドロールも超短い、
いろんな意味でギュッと濃縮された佳作といった感じだった。
●元町には火曜日にうかがいます。
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