じゃなくて
じゅっぷん
というわけで、
本日の只見。
恥ずかしながら、
観る直前まで、
メジャーリーグのドラフトだと思ってました。
ケビンコスナー主演だし。
実際は、
NHL、
つまりアメフトのドラフトが舞台。
その年に一度のドラフトにおける、
チーム同士の駆け引きが舞台で、
つまり、
ドラフトの仕組みを理解していないと、
十分に楽しめないわけ。
ぼくは、
良く知りません。
でも、
ご親切なことに、
映画が始まる前、
アメフトのドラフトはこうなってますって、
簡単な解説ムービーがあって助かった。
日本のプロ野球と違って、
アメフトのドラフトは、
完全ウエーバー制。
つまり、
前季成績の下位チームから順番に指名できる。
ただし、
ここからがややこしいんだけど、
指名権のやり取りが可能になっている。
つまり、
今回1位の指名権を譲るから、
来年から3年間の2巡目をくれ、
みたいな。
そういうやりとりと、
実際に今回どの選手を取るか、
みたいな様々な要素が絡んでくる。
しかも、
ドラフトは各チーム10分の持ち時間があって、
その間に指名しないと権利放棄とみなされてしまう。
その10分間でも、
チームはさっき書いたような、
様々な駆け引きをして、
最終的に指名選手を決めて行く。
そういう予備知識があって観ると、
なるほどなかなかよく出来た映画だなと思った。
ドラフトの舞台裏という、
とても地味な題材で、
よくもこれだけ観客を引っ張れるもんだな。
それは思った。
でもアメリカでもこの映画、
あんまり当たらなかったそうな。
だよな。
なかなかの出来だけど、
やっぱりドラフトが舞台じゃな。
ましてや日本じゃ、、、
シネコンの狭い劇場で、
観客もまばらでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿