海外で事件や事故があっても、
たいてい日本人はその場にいなかったり、
いても無事なことが多いけど、
今回はそうはいかなかった。
チュニジアのテロ。
博物館が襲われて、
日本人が何人も犠牲になった。
観光地でこんなテロがあることが怖い。
今年ももう3月半ば、
例年のごとく早いけど、
すでに国内外で考えられないような事件や事故が、
何件も起きている。
ある事件が起きて、
ほとぼりも冷めないうちに、
次の事件が起きて、
消化不良のまま次々に過去へと追いやられる。
読売新聞の人生案内に、
イスラム国に殺された日本人の写真を、
意図せず見せられて以来、
気分が晴れない、
みたいな相談があった。
回答は、
どうかその日本人が後藤さんであることを忘れないで、
みたいな内容だった。
よほど大きな事件事故でない限り、
1年もたてば人々の記憶からは消える。
かと思えば、
麻原彰晃の三女アーチャリーが、
いきなりテレビインタビューに登場してた。
普通の交通事故で死んでも、
テロで死んでも、
犠牲者の遺族にとって、
不条理な死という意味では同じではないだろうか。
でも、
普通の事件はすぐに消え、
あるいはニュースにすらならず、
ある事件は、
20年たっても取り上げられる。
仕方ないことだけど、
いつも少し違和感を覚える。
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