2015年9月30日水曜日

探索

何か症状が出たからといって、
そこが悪いとは限らない。

昔、
盲腸になった時、
お腹ではなく、
背中が痛くなった。

原因を見つけ出すのは、
自分のことであっても、
とても難しい。

ある日を境に、
何かがおかしくなった時、
その境目の日に何か、
これまでと変ったことをしなかったか。

それは第一に考える。

変ったことがあれば、
とりあえずそれを止めてみる。

たいていはそれで好転するのだけど、
たまにそうでない時もある。

そういう時はやっかいだ。

変化の範囲を前後数日、
あるいは数週間に広げる。

そこまでスパンをとると、
案外、
いろんな新しいことを始めていて、
どれが原因か、
わからなくなってくる。

ひとつひとつ止めてみて、
反応をみればいいんだけど、
原因はひとつではないかもしれないし、
ひょっとしたら、
もっと前からの何かが、
今になって問題化しているのかもしれない。

見えなくなってくると辛い。

その間もずっと、
問題は解消していないのだから。

火に水をかけながら、
火元を探す。

そんな感じになる。


2015年9月29日火曜日

拳闘

スポーツ観戦は好きだけど、
分からない筆頭がボクシングだ。

ルールはわかる。
当たり前だけど。

パンチがわからない。

というか、
見えない。

そりゃ、
ぼくに見えるようなパンチだったら、
相手に当たらないだろうけど。

話題のラグビーも分かりにくいな。

密集の中で、
一体何が起きているのか。

スポーツ観戦のコツというか、
プロレベルの観戦ポイントみたいな講座があれば、
是非受けてみたい。

たとえば、
コレと言う一戦を取り上げて、
10時間とかもっとかけて、
解析している、
みたいな。

商売にならないかな?


2015年9月28日月曜日

失敗

失敗して、
よくよく考えてみたら、
何年か前にも同じ失敗してたことを思い出す。

忘れてたんだよな。

その失敗を。

ぼくの定義では、
大馬鹿者の典型。

失敗といっても、
別に堕落とかではなくて、
自分としてはよかれと思ってやって、
全く同じパターンで失敗だったことに気づく。

救いようがない。

といっても、
大した失敗じゃないんだけどね。

でもその内容は、
恥ずかしすぎて言えません。


2015年9月26日土曜日

遭難

オール・イズ・ロスト

という、
ロバート・レッドフォード主演の映画に、
すごい感動した。

80歳近いレッドフォードが、
たった一人の登場人物。

ヨットが遭難する。

それだけの、
たったそれだけのストーリー。

セリフがない。

厳密にはあるけど、
ないに等しい。

遭難して、
浸水して、
無線機が壊れ、
マストが折れ。

主人公は次々に失っていく。

レッドフォードの演技が素晴らしい。
老いをさらけ出し、
感情の起伏を、
身体だけで表現していく。

ついにヨットを諦めなくてはならなくなり、
救命ボートに移る。

また嵐。

救命ボートも転覆する。

絶体絶命のギリギリで、
精神を保ち、
知恵を総動員する。

諦めたら終わり。

助かるためにできることは、
ただ諦めないこと。

何度も絶望しそうになりながら、
何度も気力を振り絞る。

インド洋を漂流するヨット。

表面的には何の共通点もないのに、
自分の人生とかぶる何かを感じた。

いい映画だ。

2015年9月25日金曜日

節約

この一週間足らずの間に、
数十万円を節約したお話。

ことはiPhone6sプラスを予約したことに始まる。

それからちょっと思い立って、
折り畳み自転車を買おうと思い立った。

いろいろ調べると、
結局ブロンプトンというイギリスのやつが、
一番優れているという結論になった。

でも、
いろいろコミで20万円ぐらいする。

で、
iPhone買い替えを断念した。

今日、
元町にあるブロンプトンの専門店に行った。

実際目にすると、
ますます欲しくなった。

いよいよ買うか、
と思った時に、
どう持ち帰るのかと考えた。

折り畳んで電車で持ち帰るか、
乗って家まで帰るか。

でも今日は雨だ。

ちょっと頭を冷やそうと、
近所の喫茶店で1時間ほど考えた挙げ句、
今日は買うのをよそう、
となった。

帰宅したら、
ガレージにあるクロスバイクに目がいった。

数年前に買ったものの、
ほとんど乗らず放置したまま。

ちょうど雨があがっていて、
ちょっと乗ってみようと思い立つ。

ところが、
タイヤは空気が抜けてペコペコ。

まずは空気入れから始めた。

チェーンも油が抜けて茶色くなっていたけど、
何とか動いたし、
変速も大丈夫だった。

近所をこいでいるうちに、
楽しくなってきて、
結局、
それを買った自転車やまで行き、
恥ずかしかったけど、
油をさしてもらった。

全然乗ってないんですよね。

一目瞭然なんだけど、
いちおうそう言うと、

また乗ってやってください。

店員の声が暖かく染みた。

恥ずかしくなった。

そうだな、
コレに乗ってやらなきゃな。

というわけで、
iPhoneもブロンプトンもやめ、
おまけに廃車寸前のクロスバイクが生き返った。

場合によってはiPhoneもブロンプトンも買い、
クロスバイクは廃車にしていたかもしれないのだ。

それに比べればざっと40万円近い「節約」だ。

すごいすごい。

この浮いたお金で何買おうか?

2015年9月24日木曜日

評価

会社の若い女性が先日、
ぼくのことを、

時空を超えた感じ

と表した。

そういえばしばらく前、
別の女性に、

不思議な人

と言われたこともある。




わしゃ宇宙人かぃ!



いやいやこれは、
褒め言葉なのだろう。

きっと。

褒め言葉じゃないとしても、
十人並みであることを嫌って来たぼくにとっては、
栄誉なことだ。

にしても、
ぼくのどこが時空を超えていて不思議なのだろう?

いずれにせよ、
その女性らの周囲に、
これまでいなかった類いの人類、
ということではあるのだろう。

たぶん。

まったくたぶんだけど、
これからぼくのそういう要素は、
ますます強まって、

いよいよ本当に時空を超えてしまうかもね。

●木曜日に元町に参ります。よろしくお願いします。

2015年9月23日水曜日

記録

旅の記録は動画がいいか、
写真がいいか。

両方ともがいいに決まっているけど、
一人で二役はしんどい。

昔オーストラリアに行った時、
両方にチャレンジしたら、
できたけれど、
この目で見た記憶がないぐらい、
ファインダーをずっとのぞいていた。

これじゃあ本末転倒だ。

例えば写真があって、
それを押したらその場面の動画になる。

そんな感じのアルバムができれば最高なんだけど。

というか、
新しいiPhoneにはそんな機能がついているそうな。

来年にはオキュラスリフトとかいう、
バーチャルゴーグルが発売される。

いずれ旅の記録は3Dとなり、
帰って来たら、
みんながゴーグルかぶって一緒に仮想体験旅行、
ということになっていくだろう。

再生機器はともかく、
撮る方は最新式の方がいい。

特に子どもの記録なんか、
もう一度赤ん坊に戻ってくれといっても、
不可能なんだから。

3Dカメラで家族旅行、
という時代ももうすぐじゃないかな。

2015年9月22日火曜日

臨月

臨月の姪が、
ニューヨーク旅行の写真を見に、
わざわざうちに来てくれた。

これまで何かとアメージングな姪は、
妊婦になってもやっぱりアメージングだ。

ここまでツワリもなくやってきたという。
予定日はもうすぐそこだというのに、
今日もあちこち歩き回り、
よく食べ、
よく笑っていた。

足の筋肉がおちたといって嘆き、
一方で、
女の子なのに腹筋が強すぎて、
お腹が前にしか膨らまないと笑う。

知らなかったけど、
出産すると骨盤が緩むから、
産後は体の歪みを正す好いチャンスなんだそうだ。

どこまで前向きなの?

同じ血が少しでも流れているとは、
とても思えん。

帰り道に一緒に歩いていると、
妊娠して起きた変調は二つだけ、
すぐに寝れなくなったことと、
夜中に4回ぐらいトイレに起きることだという。

それも、
子育てに備えた本能だという。

素直でパワフルで。

本人が好きな向日葵そっくりな、
自慢の姪ですわ。

生まれたての彼女を見た日から、
今度はあの赤ちゃんが生む赤ちゃんを見ることに。

大叔父になる日が楽しみ楽しみ。




2015年9月21日月曜日

必見

本日のロードショー




















映画館で邦画はもう見るまい、
と思いつつ、
これは評価が高かったのでつい。

でも、

ひじょーに面白かった。

邦画特有の妙に長い間もなく、
テンポよく様々なエピソードを畳み掛けてくる。

いずれの役者も素晴らしく、
特に、
テロリスト役の綾野剛が◎。

時は1995年。

阪神大震災があった年に、
敦賀市の高速増殖炉の頭上に、
乗っ取られた大型ヘリがホバリングする。

犯人の要求は、
日本中の原発を止めないと、
爆弾を積んだヘリが燃料切れして、
原子炉に落下するというもの。

んなの、
ミサイルでヘリを吹っ飛ばせば終わりだろ、
と思いそうなところだが、
そこが巧妙にできていて、
ヘリの設計者の息子が、
なぜかそのヘリに閉じ込められている、
という設定。

子どもの救出作戦が第一の山場で、
かなりハラハラさせられる。

余計な説明を廃しながら、
必要な流れは自然と入ってくる、
脚本が巧妙。

その後は、
ヘリをどうするのか、
というところに焦点が絞られるのだけど、
犯人の真の目的、
その動機。

いずれもなかなか複雑で、
最後まで目を離せない。

ハラハラドキドキ、
最後には考えさせられる。

原発が再稼働し始めたこの時期、
実にタイムリーな映画だし、
このような意味のあるエンターテイメントを作った人達をたたえたい。

これは必見だと思う。

2015年9月20日日曜日

馬力

スター・ウォーズを一度も見たことがない、
うちの会社の若手の話しを昨日したけど、
今日会ったら、

エピソード4と5見ました

だって!

おいおいいつの間に?

帰りにツタヤ寄って、
そのまま4を見て、
朝起きて5見ました。

だって!

昨日のことが内心悔しかったのだろう。

若者の馬力はすごいと感心。

そんな彼に今日は、
2001年宇宙の旅のDVDを貸してあげた(笑)

速攻で見ます。

だって!

乾いたスポンジに、
水を与えるボロボロのぐじゅぐじゅのスポンジの図。

2015年9月19日土曜日

予習

会社の若い後輩と話していたら、
彼はなんとスター・ウォーズをひとつも見ていないのだそうだ。

理由は、
なんとなく。

決して映画嫌いというんじゃなく、
一番好きなのはゴッドファーザー。

SFが嫌いというわけでもない。

ただ、
見る機会がなかった。

それ以上でも以下でもない。

ぼくが第一作を見に行ったのは、
中学生の時。

親父と一緒で、
冒頭の巨大宇宙戦艦のシーンだけで、
二人して度肝を抜かれた。

見終わった父も、
何となく興奮していたことを覚えている。

あの時父は40歳過ぎ。

今のぼくよりはるかに若かった。

だから、
今の40歳より上ぐらいの世代にとっては、
スター・ウォーズは、
とりあえず誰でも一度は見ているはず、
の映画なはずだ。

でも若い世代は、
機会がなければ、
何となく見逃してしまう、

その程度の認知度なのかもしれない。

実は今回のニューヨーク旅行には、
まいぱっどにエピソード1から3をダウンロードして行った。
飛行機などの退屈しのぎにはぴったりだった。

あと4から6も見直すつもり。

年末に公開されるエピソード7に向け、
今から予習だ。

2015年9月18日金曜日

店子

ニューヨークの最後の日の日中、
一日観光ツアーに参加した。

単独行動したかったんだけど、
夜はメジャーを見に行くことになっていたから、
さすがに効率が悪すぎると判断したからだ。

ツアーといっても、
SUVに日本人客7人を乗せて、
マンハッタン島を回っただけだったのだけど、
そのドライバー兼ガイドの男性の話しは、
なかなか面白かった。

例えば。

ヤンキース時代の松井が住んでいたマンションは、
国連の目の前にあるんだけど、
そこには同じヤンキースのジーターも住んでいた。

さらに、
最上階のペントハウスには、
Jay-Zとビヨンセ夫妻が住んでいて、
月の家賃が何百万とかするんだけど、
総資産1000億円ともいう夫妻は、
いっそそのペントハウスを買ってしまいたかったらしい。

でも、
不動産が高騰し続けていている折、
結局、
大家さんは売ってくれなかったという。

その大家というのが、
ビル・ゲイツ。

上には上がいるというお話。

不動産から見るニューヨークというのは、
面白いなと。



2015年9月17日木曜日

変貌

30年ぶりにニューヨークに行って、
いろいろ考えることがあった。

とても乱雑に言えば、

安心、
安全、
ニューヨーク

という感じ。

それはたぶん、
ニューアーク空港に着いて、
最初に会った日本人に、

ニューヨークは今やアメリカでも有数の安全な都市だ

と言われたことが大きく影響しているのだ、
とは思う。

あるいは、
21歳だった前回に比べて、
外国人恐怖症がマシになった、
というぼくの変化もあるのだと思う。

レジや受付で、
無愛想な対応をされても、
別に傷つかないほど、
面の皮は暑くなった。

いざとなれば、
大阪弁で文句でも言い返してやろうか、
ぐらいの気持ちでいた。
(そんな場面はなかったけど)

あるいは、
911を境にしてであろう、
圧倒的な警察官の数、
テニス場、
野球場、
観光施設。

主立った所に入るには、
これでもかというほどのセキュリティーチェク。

何より、
ジュリアーニ以来の、
徹底した治安政策の成果だろうか。

よくわからないのだけれど、

やっぱり30年前に来た時に感じた、
あの蒸せ返るような、
猥雑と暴力をたたえたエネルギッシュさ、
みたいなものが、
今回感じられなかったのは事実だ。

たぶん、
ぼくも変わり、
ニューヨークも変ったのだろう。

第一、
御堂筋線感覚で地下鉄に乗れるニューヨークなんて、
それはもう、
ぼくの知っているニューヨークじゃない。

ヒリヒリ感で言えば、
南米の旅の方がずっとあった。

ニューヨークは、
いつのまにかディズニーランドになろうとしているのだった。

最後に、
今回の旅で一番感動した瞬間の写真を。




















生イチロー。

かっこよすぎ。

2015年9月15日火曜日

再訪

前のラスベガスに次いで、
ここも30年ぶりに再訪。



2015年9月14日月曜日

芝生

r男子シングルス決勝まで、
1時間以上あるので、
芝生の上で休憩。


さっきは女子ダブルス決勝を観戦。

ヒンギス組がアッサリ優勝した。

往年の名選手が、
ダブルスでカムバック。

初優勝なのかな?

鍛え直すのに遅すぎるという事はない。

さっきはサラダのランチを食べた。

アメリカの料理は何でも
量がハンパない。

男子決勝は、
フェデラー対ジョコビッチ。

錦織の優勝を見たい、
から始まった今回の旅行。

でも、
この組み合わせなら文句ない。

旅行のメーンイベントだ。

2015年9月13日日曜日

実物

むかしむかし
中学生だったころ、
徳之島との交換留学で、
ぼくが徳之島の生徒のお宅に泊めてもらい、
彼がうちに泊まったことがある。

彼を甲子園球場に連れて行った時、
甲子園を思ってたより小さいと言った。

全米オープンのメーンスタジアムは、
テニス用としては世界最大。
2万人が収容できる。

そこはぼくが想像してたより狭かった。

でも、
擂り鉢状の雰囲気は壮観。

やっぱり実際見てみないと、
わからない事は多いよ。



2015年9月12日土曜日

予約

本当なら今日からiPhone6s予約なんだなぁ。

でも、
ぼくはできません。

どれにするか。

イヤイヤ、
そもそも買い換えるのか否か。

ニューヨークで頭冷やして考えます。

飛行機の中で、
春樹の

職業としての小説家

を読了。

予約してあったのが、
出発直前に届いた。

ああ一人旅

2015年9月11日金曜日

鬼怒

鬼怒川決壊の映像を見て、
すべての人が東日本大震災を思い出しただろう。

地震じゃなくても、
津波じゃなくても、
大雨であんな被害になる。

異常気象極まれり。

まさに鬼が怒ったような状況だ。

いやいや、
ほんの序章に過ぎないのかもしれない。

子どものころ、
日本沈没という小説が、
ニッチンニッチンと、
大ベストセラーになったけど、

いつか同じこと、
あるいは似たようなことが起きても、
不思議じゃないのかもしれない。

我が家の近くにも一級河川が流れていて、
あれが決壊したら、
ココもイチコロだろうな。

買っといてよかった、
救命胴衣。

というか、
今日を真剣に生きましょう。


2015年9月10日木曜日

準備

荷造りが何もできていない。

でも焦りはない。

ほとんど。

今度の旅は、
南米の時と違って、
短く、
同じホテルに滞在する。

何より、
季節が夏だ。

着るものに気を使わなくていい。

南米の旅で、
いるものといらないものも大体わかった。

一気に荷造りできるだろう。

それに、
ほとんどの物は、
日常生活で使っているので、
詰めようがないんだよな。

一夜漬けでやります。

それより、
ちょうど今、
AppleのiPhone6sが発表された。

旅から帰って来たら、
買い替えるかどうか、
悩まなくっちゃ。

2015年9月9日水曜日

制約

ついこのあいだ歓迎してもらったと思ったら、
もう歓迎する側に回った。

人の入れ替わりが激しい。

流れていれば、
水は汚れないかもしれないけど、
その中を泳ぐ魚は休まるヒマがない。

ちょっとは一所で、
落ち着かせておくれよ。

関係ないようだけど、
最近、
古い文章を読んでいると、
ホッとさせられる。

具体的には、
文庫本で、
昔の小さい文字で行間も詰まっているヤツ。

最初はとっつき悪いんだけど、
読み進めると、
古い文章には「遊び」があって、
そこに人間味を感じる。

確かに今でいう差別表現や、
古めかしい言い回しはあるけれど、
思うに、
人間性は昔も今も大して変ってないのに、
表現方法だけが制約が多くなって、
単純に明瞭に奇麗に表現することだけが、
良い事のようになっていはしまいか?

プライバシーやらパワハラやらセクハラやら、
なんやらハラに気をつけてハラハラしながら話して、
どうやって相手の深いところを理解できよう。

うわべだけ無害に他人と接して、
何か楽しいのだろうか?

いわゆる年寄りの愚痴に近づきつつあるな。

2015年9月8日火曜日

同類

ちょっと前に、
角幡唯介という冒険家と、
千日回峰行を成し遂げた僧侶の対談を、
NHKで見た。

その時ぼくは、
どちらの人のことも知らなかったけど、
命がけで何かを成し遂げた人同士の対話は、
ずいぶん面白かった。

てな流れで角幡氏の「空白の5マイル」、
という開高健ノンフィクション賞受賞作を読んで、
これまた大変に面白かった。

それとは別に、
先日本屋で、
山際淳二の「スローカーブをもう一度」
という短編集を思いつきで買って読んだら、
めっぽう面白い。
「江夏の21球」を収録した短編集だ。

その流れで今は沢木耕太郎の、
「破れざる者たち」という、
これまたスポーツドキュメント短編集を読んでいる。

イマココ。

で、
その短編集に次のような一文があり、
ひどく共感した。

人間は、燃えつきる人間と、そうでない人間と、いつか燃え尽きたいと望みつづける人間の、三つのタイプがあるだ、と。望みつづけ、望みつづけ、しかし“いつか”はやってこない。内藤にも、あいつにも、あいつにも、そしてこの俺にも……

そしれこの俺にも?



2015年9月7日月曜日

翻意

まいふぉんを見ると、
姉から着信。

何事?

と折り返してみると、

アイフォンかってん

姉はず〜っと、
ず〜っと
auのガラケーを使ってきて、
機種変もせず、
ず〜っと、
ガラケーで生きてきた。

まいふぉんで撮った写真をメールしても、
いつも、
容量が大きすぎて写真みれません。

と返事が帰って来る。

家族みんなはとっくにアイフォンに変えたのに、
それでも頑なにそのガラケーを、
大事に、
大事に使って来た。

きっとこの人は、
一生このガラケーを使い続けるんだろうな、
と思っていたら、
突然これである。

人間、
いつなんどき、
何に思い切るか、
わからない。

店員に使い方を4時間教わったそうだ。

姉の一大決心に、
ぼくが少しでも関わったとすれば、
それは、
使わなくなったiPadをあげたことかな?

それでAppleへの抵抗が少しでも弱まったのなら、
本望なのだが。

いずれにせよ、
林檎帝国へようこそ。


2015年9月6日日曜日

迂闊

先日、
ナイトスクープを見ていて、

あっ

と思った。

日本にこんなすごいバンジージャンプがあったのか。






















高さなんと100メートル!!!

ヤバい。

今年2月にオープンしたらしい。

こ、
これは行かねば!!!

2015年9月5日土曜日

角氷

この夏を支えてくれた物を、
ひとつ紹介し忘れてた。




















森永のアイスボックス

会社まであと少し、
というところのコンビニでこれを買い、
残り数百メートル、
これをかじりながら歩くのである。

写真ではよく分からないかもしれないけれど、
中はクラッシュアイスのようになっていて、
というか、
かき氷を小さく固めた粒が、
一杯詰まっているという感じ。

飲むようにして幾粒か口にいれ、
シャリシャリ噛む。

体の外だけでなく、
中からも冷やす。

ぼくの酷暑対策さいごの一手だった。

先日、
同じコンビニに行ったら、
なぜかアイスコーナーから撤退。

今年は店じまいということだろうか?

2015年9月4日金曜日

定額

NETFLIXというネットサービスが、
9月1日から始まった。

ぼくが愛用してきたhuluみたいなもんで、
月額900円ぐらいで、
映画やドラマが見放題というやつだ。

NETFLIXはhuluより契約者が多いんだとか。
コンテンツがより充実してるということだろうか?

ひと月お試しだというので早速申し込み、
14歳の女の子が単独でヨット世界一周した、
ドキュメンタリーを見ている。

画質とか、
番組の選びやすさなんかは、
基本huluと同じ。

もうこれがあったら、
日本の下らない民放など、
全く見る気がしない。

いずれは、
こういうサービスがテレビを食ってしまうんじゃないかと、
先日テレビでやってた。
そういう日がきても、
もう驚かない。

にしても、
当面の課題は、
最終的にはどちらか選択しないといけないわけで、
悩めるひと月になりそう。

2015年9月3日木曜日

手軽

久しぶりに、
管理職的ではなく、
いち作業員として物作りをした。

といっても3か月ぶりだけど。

でも、
使う道具は同じでも、
これまで作ったことのないタイプで、
正直なところ、
ちょっとドキドキしていた。

でも、
案外さっさと、
手早くできて、

まだ腕は鈍ってないなと安心した。

周囲はぼくが楽しそうに仕事をしていたというが、
それは絶対違う。

短時間に頭を目一杯回転させ、
一気に作り上げた。

そんな感じ。

ぼくらの仕事、
楽しんでなんかできない。

本当に楽しみながら、
いい物が作れるなら、
そいつは天才だ。

ぼくみたいな凡才は、
必死に考えて考えてようやく、
天才の日常に追いつくことができるのだ。

2015年9月2日水曜日

解説

全米オープン初戦敗退した錦織。

「自分のプレーは悪くはなかったが、相手が良かった。彼に好きなプレーをさせてしまった」

このコメントを読んで驚いた。
試合中に解説の修造が言ってたことと、
全く同じだったからだ。

それだけじゃない。
修造の解説は冴えまくっていた。
まるで錦織と心が完全に読めるかのようだった。

そもそも、
格下相手の試合前から、
この試合は要注意だと言ってた。

四大大会の初戦だから当たり前。

そう思っていた。

だが、
相手のペールのバックハンドが鋭いこと。
トリッキーなプレーをすること。
錦織にとって一番やりにくい相手だと、
口を酸っぱくして警戒していた。

1セットを落としたものの、
2、3セットを取っても、
修造は全く楽観してなかった。

圭がいいんじゃなくて、
相手がミスしてくれているだけだ。

4セットで錦織がマッチポイントを迎えたとき、
心底、
このセットで終って欲しい、
みたいなことを言っていた。

フルセットにもつれると危ないと。

錦織はフルセット試合に滅法強いにもかかわらず。

5セットに入ると、
心の体力が尽きかけていると表現していた。
体の体力は十分あるが、
心の体力が尽きると、
足が動かなくなるんです。

まるでその言葉に従うように、
錦織の動きは重くなり、
ミスを繰り返した。

こと錦織に関する限り、
解説は修造に限る。

本当に面白い。

2015年9月1日火曜日

初戦

全米オープン、
錦織の初戦を見ている。

あっさり勝つと思いきや、
格下相手に現在フルセット。

最終的には勝ってくれると信じているが、、、

昨年同様に勝ち上がり、
ひょっとして、
ぼくの目の前で優勝なんてしてくれたらなぁ。

そう、
決勝戦を見に行こうと思っているのだ。

まぁ、
そううまく行くわけないとは思うが、
こんな初戦で負けちゃうのは、
辛すぎる。

あとはWOWOWで応援します。


追記:負けました。ガッカリ。修造じゃないけど、日本帰りたい。って、まだ行ってもないやん。ま、これが勝負事ですな(泣)

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...