2015年9月9日水曜日

制約

ついこのあいだ歓迎してもらったと思ったら、
もう歓迎する側に回った。

人の入れ替わりが激しい。

流れていれば、
水は汚れないかもしれないけど、
その中を泳ぐ魚は休まるヒマがない。

ちょっとは一所で、
落ち着かせておくれよ。

関係ないようだけど、
最近、
古い文章を読んでいると、
ホッとさせられる。

具体的には、
文庫本で、
昔の小さい文字で行間も詰まっているヤツ。

最初はとっつき悪いんだけど、
読み進めると、
古い文章には「遊び」があって、
そこに人間味を感じる。

確かに今でいう差別表現や、
古めかしい言い回しはあるけれど、
思うに、
人間性は昔も今も大して変ってないのに、
表現方法だけが制約が多くなって、
単純に明瞭に奇麗に表現することだけが、
良い事のようになっていはしまいか?

プライバシーやらパワハラやらセクハラやら、
なんやらハラに気をつけてハラハラしながら話して、
どうやって相手の深いところを理解できよう。

うわべだけ無害に他人と接して、
何か楽しいのだろうか?

いわゆる年寄りの愚痴に近づきつつあるな。

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