2016年1月17日日曜日

手本

デビットボウイが死んで、
死んでから色んなことが明らかになってきて、

これぞ死に方の見本、
みたいな感じに僕的にはなってきた。

ガンだとわかってから、
新作を、
というより、
遺作と確信して作り始めたこと。

想像だけど、
手術とか、
製作の妨げになることは、
しなかったんじゃないかな。

プロモーションビデオもそう。

はっきりと遺言として作られたことが、
製作陣の談話としてわかっている。

大抵の人は、
5年生存率がどうのこうのといって、
手術をしたり、
抗ガン剤治療でボロボロになっていくが、
彼はそういう道を選ばなかった。

18か月あれば、
十分にやれるのだ。

人それぞれ境遇が違うから、
誰もが彼のようにすべきだなんて、
ちっとも思わないけど、

ああいう死に方もあるのだと、
それがメッセージとして、
強く心に残った。

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