2016年1月22日金曜日

百年

先日、
NHKの100年インタビューに、
長渕剛が出ていて、
それはそれは興味深かった。

中で一番印象的だったのは、
最近彼が10代の若者との交流を深めている、
という、
番組の最後の方の下で、
そこで彼は、

10代の自分に背きたくない、
というようなことを言っていた。

う〜んと思った。

10代には10代にしかない、
感受性があって、
それは取り戻すことはできない。

誰しも覚えがあるだろう、
ぼくにもある。

ポイントは、
それは決して若気のいたりとかではなく、
ひとつの絶対だ。

年を重ね、
あのころとは違うように世の中が見えたとしても、
それはあのころが間違いということではない。

今も真実、
あのころも真実。

あのころ、
こうなりたいという大人に、
いろいろあってなれませんでした、
ではなく、
なろうと努めること。

少なくとも、
あのころどんな風に世界を思い、
人生を捉えていたか、
それを忘れてはならない。

最近、
あのころの自分に会って、
お前には将来こんないいことがあるんだよと、
教えてあげたい、
みたいな言い方を耳にするけど、

そういうことだ。

ぼくはあのころのぼくに会って、
何を言うのか。

いろいろあってさぁ〜

と言うのか、

いろいろあって予定通りには行ってないけど、
絶対にわすれてないし、
今もをうありたいと思い続けていると、
胸を張って言えるのか。

そうありたい。

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