2017年3月31日金曜日

感度

本日のジェニファー・ローレンス。

「ジョイ」をamazonで鑑賞。

手を濡らさずに絞れるモップを発明した、

実在の女性を演じている。

若くして結婚して子供産んで離婚して、、、

彼女にはこういう、

典型的?なアメリカの庶民の役がよく似合う。

キレても、

黙って見つめていても様になる。

あと見ていないのは、

ハンガーゲーム系と、

Xメン系ぐらいか。

これほど一人の女優に関心を持ったことはないな。

特に外国人では。

日本の女優だと大竹しのぶ系になるんだろうか?

どうしてこれまで引っかからなかったのだろう?

アカデミー賞までとっているのに。

そうやって見逃しているものって、

実はものすごく多いんじゃないかな。

本でも音楽でもお笑いでもなんでも。

もっとアンテナを張らないと。

2017年3月30日木曜日

確信

ジェニファー・ローレンスがやばすぎる。

パッセンジャーを観てから、

彼女が出演している、

ウィンター・ボーン

ボディー・ハント

アメリカン・ハッスル

世界に一つのプレイブック

ハンガー・ゲーム

を観たけど、

本当に天才的な女優だなと確信した。

彼女が画面に出てくると、

魂が画面を覆うというか、

こちらの視線が釘付けになる。

圧倒的な存在感と演技力。

目の表情一つにしても、

あらゆる感情を表現していてたまらん。

基本的にははすっぱな女性役が似合うんだろうけど、

パッセンジャーは知的なライター役だったし、

ホラーもシリアスもコメディーも、

色々チャレンジしているのがわかる。

まだ26歳。

どんな作品に出て、

より素晴らしい女優に成長して行くのか楽しみだわ。




2017年3月29日水曜日

天球

全天球カメラを買った。

この分野のパイオニア、

RICOHのTHETA(シータ)だ。

何年も前から興味はあったけど、

画質がイマイチだったので延び延びになっていた。

最新のやつは、

納得できる画質で、

何よりLINEにアップできるのが決め手となった。

そもそも全天球カメラって何?

カメラの上下左右360度を一度に撮影できて、

再生は、

スマホならそれを上下左右にしたら、

そのまま追随して画面も動く。

説明しにくいけど、

そこに自分がいるような感じで撮れるのだ。

早速色々な場所で撮影して、

LINEにも上げているんだけど、

これが想像よりはるかに受けない(がっくし)。

家族LINE、

もといちのグループLINE、

どちらもほぼノーリアクション。

唯一の感想らしい感想は姉からで、

「酔いそう」だ。

それでも反応してくれるだけありがたい。

他は皆スルーだ。

これは誤算だった。

いずれ慣れるにせよ、

始めぐらい驚きの声が上がると想像してた。

まぁ本人が楽しんでいるからいいんだけど、、、

何より、

このカメラ向きの撮影ポイントを探さねば。

一番いいのは、

旅行に行くことなんだろうけど、

すぐにというわけにもいかないし、

しばらく地元で腕を磨く。

2017年3月28日火曜日

二本

最近観た映画2本。

パッセンジャー

120年間かけて別の惑星に移住するはずが、

30年しか経ってないのに冬眠から覚めちゃった、、、

というSF。

残り90年を宇宙船で暮らすということは、

イコールそこで死ぬということ。

しかも、

目覚めたのは一人、、、

どうしたくなるか、

解るよね。

この作品の見の一つはそれ。

もう一つは主演女優のジェニファー・ローレンス。

僕はよく知らなかったのだけど、

26歳にしてアカデミー主演女優賞とってるのね。

どうりで上手いと思った。

You die I die.

意味を考えると深い。

もう一本は、

わたしはダニエル・ブレイブ。

イギリスの真面目な大工さんが、

心臓病で医師から仕事を止められたのに、

行政は仕事ができると判定して、

保険がもらえない、、、

というお話。

去年のカンヌ映画祭最高賞に輝いたそうなのだが、

あんまりパッとしなかった。

非常に政治的というか、

お役所のまさにお役所仕事を痛烈に批判しているのはいいんだけど、

まぁ予想ができる展開で、

その通りになるという、、、

あえて1800円払って日本人が観に行く意味は、

僕には感じられなかった。

2017年3月27日月曜日

余談

検査の時には、

下半身だけ着替えた。

用意されていたのは、

紙パンツ。

股のところが穴あきで、

これはもちろん後ろ。

検査に要した時間は、

小一時間といったところか。

先生が丁寧にしてくれたからかもしれない。

意外に長かった。

検査中は先生が、

ちょっと突き上げるような感触がありますよ。

とか、

もうさっきほどの痛みはありませんから、

などと実況してくれ、

それがまたことごとくぴったりで、

どうしてそんなに患者の感触がわかるのかと、

感心してしまった。

胃カメラの時の経験から、

姿勢は一定なのかと思いきや、

2度変えた。

最初は左を下にして、

今度は上向き、

次は右向き。

検査台の上で、

もぞもぞ尻を動かし、

姿勢を変える様は、

さぞ滑稽だっただろう。

貴重な経験だ。

あいや、

これから何回か経験するのか。

2017年3月26日日曜日

大腸

自分の大腸を見るのなんて初めての経験。

結構ピンク色で襞がいっぱいあって。

蛇腹みたいになった腸をいっぱいに伸ばすと、

1.3メートルにもなるそうだ。

内視鏡は直径1センチほどのホースの先に付いていて、

肛門から差し込み、

少しずつ腸を手繰り寄せては奥へ、

手繰り寄せては奥へと進ませる。

途中、

過去の盲腸の影響で通りにくいところもあったけど、

医者の腕がいいのか(ココ重要)、

激しい痛みもなく、

終点までたどり着けた。

じっくり観察するのは引き抜く時。

その時は、

医師と一緒に画面を見ることができる。

ポリープはピンクの内壁にできた、

ちっちゃなおできみたいな感じで、

画面では拡大されているので大きく見えるが、

実際は直径1ミリほどなのだそう。

それは、

ホースの内側に針金みたいな道具を通し、

先端についたクリップみたいなもので、

パクッと咥えるようにして除去する。

出血はあるけどごくわずか。

医師によると、

口の中を切った時みたいに、

すぐに治るそうだ。

咥えたポリープは、

シュルシュルと針金を抜いて回収。

生検に回される。

小さいからといって侮れず、

グループ1から5まで、

ガンになりやすさのランク付けがされる。

ランクが高ければ、

次の検査までの時間2年ぐらいになると言う。

僕から取ったのがどのグループかはまだわからない。

でもおそらく、

親父も僕ぐらいの年齢の時には、

あの程度のポリープがあって、

次第に大きくガンになってしまったのではないか。

2017年3月25日土曜日

感謝

大腸内視鏡検査というのを、

初めて受けてみた。

友人の医師の勧めで、

検査もその友人に頼んだ。

前日から、

専用のおかゆなど3食べ、

当日の最終準備は下剤1.8リットル。

準備万端整え受けた。

内視鏡の逆バージョンと考えれば、

辛さも想像つくと言うものだが、

逆に腸のカメラの方が痛みはないと言うことで、

実際その通りだった。

ただ、

僕は20年ほど前に虫垂炎の手術をしていて、

それもかなり重症だったので、

腸のその部分が癒着してたようで、

その部分を通過する時だけは、

突き上げるような、

エイリアンの赤ちゃんが腹から出てくる時は、

こんな感じやろか?

と想像するぐらいの違和感はあった。

結果、

1ミリと1.5ミリのポリープ2個を発見し、

その場で処置した。

友人によると、

この2個は数年かけてガンになる可能性があるとのこと。

可能性の度合いは生検の結果待ちだけど。

ちなみに、

僕らの年代の検査では、

10人検査して3.5個のポリープが見つかると言う。

やれやれ。

いずれにせよ、

大腸ガンの芽はとりあえず摘めた。

親父が大腸ガンから死んだだけに、

何だかホッとした。

次は3、4年後にまた受けてね、

と言うことだった。

親父も喜んでくれているだろう。

検査後、

友人と焼肉屋でささやかに盛り上がった。

2017年3月24日金曜日

快勝

いや〜、

思ってもみなかった快勝。

日本はUAEに2−0。

敵地で、

中東の笛も心配される中。

何よりも、

スタメンには本田も岡崎もいない。

長谷部も直前リタイア。

若手が輝いた。

久保、

大迫、

原口。

それをベテランが支えた。

川島、

今野、

長友、

香川。

見事な融合。

危ない場面もあった。

でも、

概ね日本が優位に試合し、

前後半1点ずつ。

いずれも流れの中で。

予想してなかったなぁ。


2017年3月23日木曜日

初孫

高校時代から友人の女子に、

めでたく孫が誕生した。

子どもではないよ。

孫ですよ。

このクラスで初のお婆ちゃん誕生と思われる。

少なくとも、

僕が今も付き合いのある同級生では初だ。

初孫だ。

万歳。

姉に孫がいるのだから、

同級生にできたって何ら不思議ではないのだが、

子供すらいない僕にとっては、

かなり奇妙な感覚でもある。

お前もそう言う歳なんだよと、

世の中から言い聞かされているような。

まだ自分が子供を持つ可能性はアリかな?

なんて思ってたけど、

そんな妄想も木っ端微塵に吹き飛んだ感もある。

そうだ僕は、

子供や孫や、

そう言う世間の幸せとは別のところで生きると決めた、

はずなんだけどな。

真っ当に生きて真っ当に幸せにである人を見ていると、

いちいち決心が鈍る。

いずれにせよ、

何か僕の中、

と言うか、

僕を取り巻く世界の大きな歯車がまたガタリと動いた。

2017年3月22日水曜日

受診


















きっかけは、

友人である医者との、

他愛ない会話からだった。

お前、

親父さん大腸ガンやったなぁ、

遺伝的に確率2倍になるんよ、

お前もええ歳やし、

一度検査受けてみぃひんか?

その時は聞き置いたのだけど、

しばらくして、

やっぱり受けとこかなと、

思うようになった。

あの時、

お前の言う通り受けとけば、、、

的な事態だけは嫌だなと。

で、

トントン拍子で話は進み、

本日、

1度目の受診をした。

手渡されたのが冒頭の写真。

前日からこれを食べてくださいと。

腸を綺麗にしとかな検査できない、

と理屈ではわかっていたけど、

案外大変やん。

こうなったら乗りかかった舟、

あぁ受けますよ。

でもなぁ、

今日の医者、

健康診断で異常があったわけでもなく、

自覚症状があるわけでもないのに、

検査受けると言ったら、

一瞬、

怪訝な顔したぞ。

まだ早かったか?


2017年3月21日火曜日

様々

渡瀬恒彦が亡くなった。

享年72歳。

親父と同じ年齢だ。

お兄さんは渡哲也。

大腸ガンの手術から、

もう、

どれぐらいになるんだろう?

兄より弟が先に逝くなんて、

思ってなかった。

WBCのグラウンドには、

王さんの姿があった。

胃を全部摘出して、

もう、

どれぐらいになるだろう。

元気そうな姿を見ると、

すごいなぁと感心する。

ミスターもそう。

パーティーでステーキをペロリ、

なんていう記事を読むと、

さすがスポーツマンは違うな、

なんて思ってしまう。

今日出社したら、

ロングヘアーの後輩が、

バッサリ切ってて驚いた。

何でも、

40肩がひどくて、

毎日髪を後ろで編むのが苦痛で仕方がなくなったそうだ。

体がこうだから、

こうせざるを得ないとか、

そういうの、

僕は慣れっこだけど、

これから待ち受ける(であろう)、

病気その他もろもろと、

うまく付き合っていけるだろうか。

実はあんまり心配していない。

チャックベリーは90歳で亡くなった。

いい人ほど早死にするというが、

チャックはどうだったのか。

僕はそういう意味ではきっと、

長生きする方だと思う。

2017年3月20日月曜日

進行

正座や胡座から立ち上がる時、

足や膝がギシギシ痛いのは、

これはかなり以前からそうだけど、

最近、

普通に椅子から立ちがる時に、

ギシギシし始めた。

やばい。

老化は確実に進行している。

情熱大陸で、

サッカーの岡崎らの足を速くした、

トレーナーを取り上げていた。

誰でも速くなれるのだそうだ。

確かに今よりは速くなれるだろう。

何でもコツというものがある。

小中と、

体育を全部見学した運動音痴の僕は、

そういう意味では伸びしろはデカいはず。

一度、

ご本でも拝読してみようかしらん。

2017年3月19日日曜日

誤診

花粉症対策のために、

今春導入したゴーグルが、

いつのまにかどこかに。

落としたのか、

部屋のどこかに紛れ込んだのか。

とにかく、

ゴーグルなして出勤してみる。

花粉が「とても多い」日。

あれ?

何ともない。

目薬をさすこともなく、

一日が、

二日が、

三日が過ぎ。

どうやら僕は花粉症ではないらしい。

じゃあの目のかゆみは何だったの?

まぁいい。

それならそれで。

2017年3月18日土曜日

別種


















本日のレイトショー

ディズニーなんで、

てっきりアナ雪のスタッフが作ったのかと思ってたら、

アラジンとかの別のスタッフだったのね。

予告編で勝手にイメージしていたのとは、

いささか違う作りだった。

中盤から結構ダークな表現も多くて、

お子様向きとは言い難いかも。

かといって大人向け、

というには浅い感じもあって、

中途半端感あり。

何しろ、

海に冒険に出る女性の話なので、

出てくる人物が中盤からほぼ2人。

賑やかしのニワトリも僕には笑えなかった。

それが寂しい感じ。

驚いたのは、

海のCG表現。

昔は水とか飛沫とか波とか、

不規則運動する物質の表現は苦手だったと思うんだけど、

本作の海はまるで本物の海を合成したのかと思うほど、

僕の目にはリアルすぎて怖いぐらい。

一方、

人間の表現はあえてリアルにしてないんだと思う。

不気味の谷と言って、

あんまり人間に近づけると、

逆に奇妙な印象を人間は抱くのだ。

いずれにせよ、

アナ雪とは異なるアニメだわ。

2017年3月17日金曜日

電気



















ポイントで只見した映画に、

当たりはなかったけど、

これは割と面白かった。

面白い、

という表現が当たっているとは思えないけど。

電池を含め、

地球上から電気がなくなったらどうなるか、

ていうことを、

一家庭の目線から見た作品。

確かに、

電気が一切ないと、

現代の生活は1ミリも成り立たないことがよくわかる。

いや、

だから電気は大事だと、

そんなことを言いたいわけではなく、

どれほど電気に依存しているか、

というところが大事。

最後に、

疲れ果ててどうしようもなくなった一家を、

ある物が一気に救うのだけど、

それなら最初からそうせんかいっていう思いもあったけど、

それはさておいて、

東日本大震災後を生きる僕らには、

笑うに笑えない身につまされる作品だった。

2017年3月15日水曜日

配達

通販が増えすぎて、

宅配便の従業員が悲鳴をあげているとか。

年間、

amazonで100件は買い物する身として、

ちょっとは反省した方が良いんだろうか?

本はできるだけ本屋で買うとか。

ま、

うちの場合、

再配達はほとんどない。

母という最強の受取人がいるから。

まぁでもなぁ、

やっぱり異常なのだろうな。

生活スタイル見直すいい機会かも。

2017年3月14日火曜日

漫才

昔々、

近所に市馬があった頃、

横山ホットブラザースがやってきたのは、

今でも覚えている。













生まれて初めて、

漫才を見に劇場に行った。

吉本新喜劇は2度ほどあるけど、

漫才は初めて。

プリマ旦那は、

先日たまたまテレビで見ていたNHK新人漫才コンテストで、

めっちゃ面白くて、

なのに決勝でゆりあん何チャラに負けたコンビ。

もう一度見たくて、

やってきた。

午後9時開演なのに、

200人ほどがきていた。

9割9分が女性。

それはそれとして、

普通漫才って長くて4分でしょ。

このライブでは1時間ぶっ通し。

やる方も疲れたと思うけど、

見る方もなかなかで。

面白いのは面白かったけど、

なぜかテレビで見た時ほどではなかった。

これやったらテレビで十分やん、

って思わせた時点で、

彼らの負けかもしれない。

10時過ぎのなんば花月界隈は、

若手芸人もチケットを売るために出てきていて、

なんか特殊な雰囲気。

NMB劇場も目の前というか、

漫才劇場のビルの地下にあるとは。






2017年3月13日月曜日

制御

果たして私たちは核を制御できるのでしょうか。

Nスペの最後はそう締めくくられた。

此の期に及んで、

まだそんな事を言ってるのか。

今回のドキュメントは、

福島原発1号機の冷却がなぜ遅れたのかを検証していた。

現場は本店の指示に従い、

別の原発からの有益なアドバイスは、

生かされなかった。

吉田所長はあらゆる事象への対応に忙殺され、

眠る時間もなく、

ついに倒れてしまう。

大事故の際の危機管理の材料としては、

とても参考になるだろう。

だが、

だからこういう対策をとって、

それができれば原発は再び動かして良い、

というのは違う。

原発の大事故は真の意味で取り返しのつかない事で、

それは既に起きた。

だから断念するしかないのだ。

言い方は悪いけど、

いわゆる大事故とは質量ともに、

まさに桁違い。

水俣病とか薬害エイズとか、

そんな悲劇と比べても、

いや比べようもない人類史上の惨劇だ。

6年たっても、

溶け落ちた核燃料がどこでどうなっているのかさえ実際わからないのだ。

そこに近づけば、

人は20秒で死ぬのだ。

事故後数時間でメルトダウンしていて、

そのことを国は知っていながら、

メルトダウンはしてない、

後になってもメルトダウンはしてない、

あれはメルトスルーだと、

欺き続けていたのだ。

昨日の避難解除もそうだけど、

すぐに軟着陸という。

そんなこと言ってても仕方がない。

現実を受け止め妥協点を探り、

軟着陸させる。

いやもう、

ダメなものはダメだ。

原発はダメだ。

2017年3月12日日曜日

亀裂

原発事故で放射能に汚染され、

避難を余儀なくされた多くの町村に、

亀裂が深まっていると、

Nスペでやっていた。

避難指示の一斉解除が近い町村では、

早く帰還させたい行政と、

不安を抱く元住民。

先延ばしにすればするほど、

帰還住民が減って、

実質的に町村がなくなってしまうことを恐れる行政。

子供らを危険な場所に帰したくないと思う親。

危険を承知で帰れという行政の理屈は横暴だ。

住民が帰って来ないなら、

そんな町村はなくなっても仕方ない。

そもそも、

そんな事態を招いた原発事故が悪いのだ。

そんなこんな含め、

どうしたって原発がダメなのに。

結局国は形だけでも復興しているように見せたいのだ。

東京五輪までに。

東京の放射線量が0.05マイクロシーベルト、

と紹介されていた。

あれ、

確か、

あの頃、

うちのあたりは0.17マイクロシーベルトだったはず。

あの頃、

遠く離れたこのあたりでも、

確実に放射線量が上がっていたのだ。

それが健康にどう影響があるのかないのかに関わらず、

あの事故でそんなことになっていたのだと、

改めて知る。


2017年3月11日土曜日

心根

311が来ると、

思い出す。

テレビであの津波を見てから出勤して、

途中、

梅田の地下街をのんびり歩く人たちに、

叫びたくなったことを。

爆発した原発を見て、

あってはならないことが現実になった時の、

真の唖然を味わったこと。

秋に名取町に行って、

何もない土地を歩きながら、

グーグルマップのストビューを見た瞬間の、

あたりに住宅が立ち並ぶスマホの画面を。

とかなんとか言いながら、

のうのうと6年も生きて、

原発をなくすこともできない、

僕ら残された者の行いを。

被災地からの避難者を、

いじめる心根を。

共有していたはずの思いを、

徐々に忘れ行く様を。

これが日本人だ。

僕ら日本人だ。

2017年3月10日金曜日

徒歩

タクシーで帰る日は、

出勤は最寄り駅まで徒歩と決めている。

自転車と徒歩の差は5分ほど。

でも、

帰りも電車なら、

やっぱり自転車選ぶんだな。

特に真夏や真冬は。

なんなんだろうな。

たった5分のことなのに。

2017年3月9日木曜日

仕方

こっちが時間あっても、

相手が忙しけりゃあ、

仕方ないよね。

また出直すわ。

懐かしい人には会えたし。

なんか、

気があうというか、

たたずまいが好きなんだな。

もう知り合って10年になるけど。

今、

お年は65歳。

げ。

ということは、

あの頃は55歳。

当たり前やけど。

今の僕と変わらんやん!

あの頃のその人と、

今の僕と。

いやまいった。

2017年3月8日水曜日

捕球

全然興味なかったんだけど、

ついつい、

WBCの日本対キューバを見てしまった。

途中、

山田が打ったホームランが2塁打に変更されるシーンが。

大きな当たりは、

外野スタンド最前列にいた男の子が差し出したグラブにスッポリ。

ビデオで見たら、

グラブで受け止めていなければ、

フェンス最上段に当たってはね返された可能性があったようで。

微妙なんだけど、

そう見えなくもない。

もし、

日本が負けてたら、

あの男の子は辛かっただろうな。

でも、

結果的に日本は打ち合いの末に勝った。

これであの幻のホームランも、

笑い話になった。

結果良ければ全て良し。

●水曜日に元町に参ります。よろしくお願いします。




2017年3月7日火曜日

良薬

なでしこが、

アルガルベ杯で連勝。

全然ダメだなと思っていたのに、

勝つと、

なかなか良い選手もいるじゃないか、

なんて、

調子いいったらありゃしない。

ま、

何はともあれ、

勝利は最大の良薬。

彼女らには頑張って欲しい。

世間ではそろそろ、

なでしこが忘れ去られかけている。

そんな今だからこそ、

注目していきたい。

2017年3月6日月曜日

修理

まいクロスバイクがパンクした。

情けないことに、

修理道具やスペアのチューブを持っておらず、

仕方なく、

買った自転車屋まで持って行った。

ちょっと格好つけて、

片手で自転車を支えトコトコと。

パンクした自転車って、

全く使い物にならないけど、

そうやっていると、

犬の散歩みたいだ。

パンクは10分ほどで直ったけど、

山の中とかでパンクしたら、

お手上げになってしまうので、

最低限の準備はしといた方がいいと悟った次第。

2017年3月5日日曜日

船旅

騎士団長殺し、

1回目読了。

春樹ワールド全開で、

1000ページ超を一気に読んだ。

と言っても1週間以上かかったけど。

1人称で書かれていたのが印象的。

1Q84の時もそうだったけど、

大風呂敷を広げるだけ広げて、

これちゃんと畳めるの?

と思いながら読んだ。

1Q84の時よりはきちんとたためたみたいだけど、

読者にある程度投げ出すのは、

ハルキスタイルなのだろう。

主人公の男性は、

物語の冒頭、

離婚して(いや法律的にはしていないのだが)、

最後によりを戻す。

そして、

そこにはなんと子供が。

当然、

東日本大震災にも触れられて入る。

とにかく、

春樹的イマジネーションを最大限に膨らまして、

筆の赴くままに描き切った感はあるな。

これまでの集大成プラスα。

いろんなことが詰め込まれていて、

様々な解釈がされるんだろう。

でも、

そこにはあまり関心がない。

春樹号という船に乗って、

一緒に世界一周した、

ぐらいの充実感があれば、

僕としてはそれでいい。


2017年3月3日金曜日

偉大

なでしこのアルガルベカップ初戦を、

テレビ観戦。

なんか最近ちっとも盛り上がらないなでしこ。

そりゃ勝たなきゃ盛り上がらんわな。

スペインとの試合も、

見ていて辛かったな。

ほとんどの時間、

スペインにボールを支配され、

先に2失点。

終盤、

なんとか1点返すけど時間切れ。

監督が変わってまだ1勝もできてないんでしょ。

若手を抜擢するのはわかるけど、

澤らの残した偉大すぎる歴史を継ぐ難しさもわかるけど、

なんつーか、

覇気が感じられないのがもどかしい。

ボクシングの山中12連続防衛。

神の左が炸裂した。

それにしても、

なんで彼はあんなに髪型きにするんやろ?

でもこれで、

偉大すぎる具志堅の13連続防衛まで、

あと1に迫った。

2017年3月2日木曜日

仏様

相手の優柔不断、

朝令暮改な態度に振り回され、

仕事でヒーヒー言いながらも、

怒ることなく対応していたら、

後輩から、

どうしてそんな仏様みたいにしていられるんですか?

と聞かれた。

いやいや仏様なんてとんでもないんだけど、

確かに私生活を含め、

怒ることは昔に比べれば極端に減った。

もちろん、

政治に怒ることはあるけれど。

特に、

身近な対人関係において、

真剣に怒ることはほとんどなくなった。

それってでも、

決して良いことではないように思う。

怒る、

ということは基本、

自分の中に、

自分自身や相手に対する理想形があって、

それにならないジレンマから発する感情だと思う。

怒らないということは、

その理想形がないということを意味する。

自分にも相手にも。

ただ、

自分や相手に起ることを、

全て、

唯々諾々と受け入れていれば、

当然、

怒ることは減る。

でもただそれだけだ。

それは実は随分さみしいことかもしれない。

2017年3月1日水曜日

遮断

毎年、

怪しいとは思いつつ、

なんとかやり過ごして来た花粉症。

今年はいよいよヤバいかも。

僕の場合、

鼻ではなく目だ。

ここ数日、

しょぼしょぼしょぼしょぼする。

今日は思い立って、

サングラスをして出かけた。

レイバン製で湾曲してて、

ちょうど、

花粉を遮ってくれそうな感じがする。

帽子をかぶって、

デカいサングラスをして、

完全に職務質問対象的な格好だけど、

この時期だから、

みんな花粉症対策なのだと理解してくれるだろうと、

甘く考えてみる。

あくまでとりあえずだ。

amazonで、

花粉症用のゴーグルを注文した。

ゴーグルと言っても、

スキー用みたいじゃなく、

あくまでメガネっぽいやつ。

これが届けば、

職質は避けられるだろう。

あーそれにしても、

今頃になってまた目がしょぼしょぼしょぼしょぼ。

本当に花粉症かな?

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...