2017年3月2日木曜日

仏様

相手の優柔不断、

朝令暮改な態度に振り回され、

仕事でヒーヒー言いながらも、

怒ることなく対応していたら、

後輩から、

どうしてそんな仏様みたいにしていられるんですか?

と聞かれた。

いやいや仏様なんてとんでもないんだけど、

確かに私生活を含め、

怒ることは昔に比べれば極端に減った。

もちろん、

政治に怒ることはあるけれど。

特に、

身近な対人関係において、

真剣に怒ることはほとんどなくなった。

それってでも、

決して良いことではないように思う。

怒る、

ということは基本、

自分の中に、

自分自身や相手に対する理想形があって、

それにならないジレンマから発する感情だと思う。

怒らないということは、

その理想形がないということを意味する。

自分にも相手にも。

ただ、

自分や相手に起ることを、

全て、

唯々諾々と受け入れていれば、

当然、

怒ることは減る。

でもただそれだけだ。

それは実は随分さみしいことかもしれない。

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