相手の優柔不断、
朝令暮改な態度に振り回され、
仕事でヒーヒー言いながらも、
怒ることなく対応していたら、
後輩から、
どうしてそんな仏様みたいにしていられるんですか?
と聞かれた。
いやいや仏様なんてとんでもないんだけど、
確かに私生活を含め、
怒ることは昔に比べれば極端に減った。
もちろん、
政治に怒ることはあるけれど。
特に、
身近な対人関係において、
真剣に怒ることはほとんどなくなった。
それってでも、
決して良いことではないように思う。
怒る、
ということは基本、
自分の中に、
自分自身や相手に対する理想形があって、
それにならないジレンマから発する感情だと思う。
怒らないということは、
その理想形がないということを意味する。
自分にも相手にも。
ただ、
自分や相手に起ることを、
全て、
唯々諾々と受け入れていれば、
当然、
怒ることは減る。
でもただそれだけだ。
それは実は随分さみしいことかもしれない。
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