原発事故で放射能に汚染され、
避難を余儀なくされた多くの町村に、
亀裂が深まっていると、
Nスペでやっていた。
避難指示の一斉解除が近い町村では、
早く帰還させたい行政と、
不安を抱く元住民。
先延ばしにすればするほど、
帰還住民が減って、
実質的に町村がなくなってしまうことを恐れる行政。
子供らを危険な場所に帰したくないと思う親。
危険を承知で帰れという行政の理屈は横暴だ。
住民が帰って来ないなら、
そんな町村はなくなっても仕方ない。
そもそも、
そんな事態を招いた原発事故が悪いのだ。
そんなこんな含め、
どうしたって原発がダメなのに。
結局国は形だけでも復興しているように見せたいのだ。
東京五輪までに。
東京の放射線量が0.05マイクロシーベルト、
と紹介されていた。
あれ、
確か、
あの頃、
うちのあたりは0.17マイクロシーベルトだったはず。
あの頃、
遠く離れたこのあたりでも、
確実に放射線量が上がっていたのだ。
それが健康にどう影響があるのかないのかに関わらず、
あの事故でそんなことになっていたのだと、
改めて知る。
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