高校時代から友人の女子に、
めでたく孫が誕生した。
子どもではないよ。
孫ですよ。
このクラスで初のお婆ちゃん誕生と思われる。
少なくとも、
僕が今も付き合いのある同級生では初だ。
初孫だ。
万歳。
姉に孫がいるのだから、
同級生にできたって何ら不思議ではないのだが、
子供すらいない僕にとっては、
かなり奇妙な感覚でもある。
お前もそう言う歳なんだよと、
世の中から言い聞かされているような。
まだ自分が子供を持つ可能性はアリかな?
なんて思ってたけど、
そんな妄想も木っ端微塵に吹き飛んだ感もある。
そうだ僕は、
子供や孫や、
そう言う世間の幸せとは別のところで生きると決めた、
はずなんだけどな。
真っ当に生きて真っ当に幸せにである人を見ていると、
いちいち決心が鈍る。
いずれにせよ、
何か僕の中、
と言うか、
僕を取り巻く世界の大きな歯車がまたガタリと動いた。
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