自分の大腸を見るのなんて初めての経験。
結構ピンク色で襞がいっぱいあって。
蛇腹みたいになった腸をいっぱいに伸ばすと、
1.3メートルにもなるそうだ。
内視鏡は直径1センチほどのホースの先に付いていて、
肛門から差し込み、
少しずつ腸を手繰り寄せては奥へ、
手繰り寄せては奥へと進ませる。
途中、
過去の盲腸の影響で通りにくいところもあったけど、
医者の腕がいいのか(ココ重要)、
激しい痛みもなく、
終点までたどり着けた。
じっくり観察するのは引き抜く時。
その時は、
医師と一緒に画面を見ることができる。
ポリープはピンクの内壁にできた、
ちっちゃなおできみたいな感じで、
画面では拡大されているので大きく見えるが、
実際は直径1ミリほどなのだそう。
それは、
ホースの内側に針金みたいな道具を通し、
先端についたクリップみたいなもので、
パクッと咥えるようにして除去する。
出血はあるけどごくわずか。
医師によると、
口の中を切った時みたいに、
すぐに治るそうだ。
咥えたポリープは、
シュルシュルと針金を抜いて回収。
生検に回される。
小さいからといって侮れず、
グループ1から5まで、
ガンになりやすさのランク付けがされる。
ランクが高ければ、
次の検査までの時間2年ぐらいになると言う。
僕から取ったのがどのグループかはまだわからない。
でもおそらく、
親父も僕ぐらいの年齢の時には、
あの程度のポリープがあって、
次第に大きくガンになってしまったのではないか。
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