2017年3月26日日曜日

大腸

自分の大腸を見るのなんて初めての経験。

結構ピンク色で襞がいっぱいあって。

蛇腹みたいになった腸をいっぱいに伸ばすと、

1.3メートルにもなるそうだ。

内視鏡は直径1センチほどのホースの先に付いていて、

肛門から差し込み、

少しずつ腸を手繰り寄せては奥へ、

手繰り寄せては奥へと進ませる。

途中、

過去の盲腸の影響で通りにくいところもあったけど、

医者の腕がいいのか(ココ重要)、

激しい痛みもなく、

終点までたどり着けた。

じっくり観察するのは引き抜く時。

その時は、

医師と一緒に画面を見ることができる。

ポリープはピンクの内壁にできた、

ちっちゃなおできみたいな感じで、

画面では拡大されているので大きく見えるが、

実際は直径1ミリほどなのだそう。

それは、

ホースの内側に針金みたいな道具を通し、

先端についたクリップみたいなもので、

パクッと咥えるようにして除去する。

出血はあるけどごくわずか。

医師によると、

口の中を切った時みたいに、

すぐに治るそうだ。

咥えたポリープは、

シュルシュルと針金を抜いて回収。

生検に回される。

小さいからといって侮れず、

グループ1から5まで、

ガンになりやすさのランク付けがされる。

ランクが高ければ、

次の検査までの時間2年ぐらいになると言う。

僕から取ったのがどのグループかはまだわからない。

でもおそらく、

親父も僕ぐらいの年齢の時には、

あの程度のポリープがあって、

次第に大きくガンになってしまったのではないか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...