2019年11月12日火曜日

若目

先日、

北新地から会社までタクシーに乗った。

歩いても10分ほどの距離だけど、

急いでいたからだ。

年配の運転手はこう言った。

お客さんそこでっせ、

お若いのにこんな近い距離を車で?

僕、

いやいや急いでるもんで。

それにそんなに若くもないんで。

運転手、

そうですか?

お若い感じですけど。

僕、

いくつぐらいやと思います?

運転手、

さぁ二十五、六、、、

僕、

そりゃないわ。

その親父ぐらいの年齢です。

運転手、

えっ、

そないでっか。

暗いし良く見えまへんねんけど、

なんとなく雰囲気で、、、

1年前は電車で席を譲られそうになり、

風俗の呼び込みにはお父さんと言われ、

今度は20歳代か、、、笑

まぁそれがベテラン運転手のおべんちゃらだとしても、

僕はその時の気持ちから悟った。

たとえ口から出まかせであっても、

ありえないほど若く言われても、

決して悪い気はしないということだ。

このおっさん何考えとんねんと思ったとしても、

悪い気はしないもんだなぁ。

これからは明らかに嘘でも他人の年齢は当てにいかず、

とりあえずうんと若く言おう笑

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