このブログの読者0が続いている。
名実ともにメッセージインアボトルだ。
でもそれでもいい。
これは自己観察の記録。
誰に読まれようと読まれまいと、
書き続けることに意義がある。
アル中で死ぬかもしれなかった12年前には、
こんな充実した日々が来ることなど、
想像もできなかった。
僕は実は、
酒を最後に飲んだ日の記憶がない。
気づいたら飲まなくなっていた。
酒がないと死んでしまうとまで思っていたのに、
これは実に不思議なことだ。
必死で耐えたということはなかった。
ただ、
気づいたら辞めていた。
最後の一杯の記憶ももちろんない。
アル中は病気だとされる。
だけど薬を飲んで安静にしていれば治るというほど生易しいものではない。
多くの人が辞めてはまた飲んでを繰り返す。
なのに僕はなぜ。
それは思うに死にたくなかったからだと思う。
これ以上飲み続けたら本当に死んでしまう。
そう悟った時に、
怖くなってしまったのだろう。
要するに中途半端なやつなのだ。
正真正銘のアル中ならそのまま死んでもいいから飲み続けたかもしれない。
でも僕は違った。
覚悟が足りなかった。
覚悟が足りないから辞めたとも言える。
僕はそういう性格だ。
この性格は一生治らないと思う。
だからこそ、
辞め続ける以外に道はないのだ。
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