燃えてしまった首里城。
一度だけ行ったことがある。
当時はすでに酒浸りで、
空港についてレンタカーを借りたけど、
当然のごとく飲酒運転。
途中にショッピングモールに立ち寄った時も、
まずどこに酒が売っているか確認して、
それから連れに何かと理由をつけては別行動をとり、
一目散にそこに行ってビールを一気飲み。
ビーチに行ってもとにかく理由をつけて海の家に一人で行き、
そこでビール。
ホテルの部屋は確か10階だった。
ビールのある売店は1階。
タバコが切れたと行っては一人で一階に行ってビール。
連れが風呂に入っている隙にまた一階に降りてビール。
一体何本のオリオンビールを飲んだだろう。
今思えば滑稽極まりないんだけど、
当時はもう必死なわけ。
酒が切れることが恐怖以外の何ものでもなかった。
そもそも飛行機に乗る時でさえ、
薬の小瓶にジンを入れ、
その瓶を3本ぐらいポケットに入れていたのだ。
アル中というのはそういう生き物。
行動の全てがアルコールに支配される。
もちろんそんなことは本人も苦しい。
はっきり行って観光なんて二の次だった。
炎上する城の映像を眺めながら、
あの頃を思い出した。
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