出勤日にはほぼ必ず寄っていた、
梅田地下街のキオスクが、
今日で閉店した。
ここで買うものは必ず、
タバコとガム2個。
たまにライター。
店員は何人かいるけど、
ぼくが行く時間帯は、
たいてい決まった女性だった。
今日も立ち寄り、
最後の買い物をして、
お世話になりましたと、
あいさつをした。
ぼくの日常を形作ってきたものが、
次々になくなっていく。
それはぼくの一部分がなくなることであり、
ぼくは生きていく以上、
変わらなければならない。
寂しくても、
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