2014年8月1日金曜日

売店

ここ数年、
出勤日にはほぼ必ず寄っていた、
梅田地下街のキオスクが、
今日で閉店した。

ここで買うものは必ず、
タバコとガム2個。

たまにライター。

店員は何人かいるけど、
ぼくが行く時間帯は、
たいてい決まった女性だった。

今日も立ち寄り、
最後の買い物をして、
お世話になりましたと、
あいさつをした。

ぼくの日常を形作ってきたものが、
次々になくなっていく。

それはぼくの一部分がなくなることであり、
ぼくは生きていく以上、
変わらなければならない。

寂しくても、
仕方ないことだ。

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