組織で偉くなる人は一味違う。
賢い。
研修ではこんなことがあった。
あるお題を与えられ、
30分ほどで、
グループで解決策を考え、
模造紙に図を描いて、
全員の前で発表する、
みたいな。
研修生最年長はぼくなんだけど、
矢面に立つこともなく、
若い人が率先して討議をリード、
さっと書記をする人、
じゃ私がしゃべります、
みたいな人。
次々に決まって、
話しも建設的で、
無理なお題でも、
ここは無理って言っちゃいけないよね、
みたいなことが暗黙の了解としてあって、
あくまで前向きに、
かつ、
そこそこ現実的な案に落とし込む。
まさに油の乗り切った社会人って感じ。
おじさんは、
そんな若者の議論をながめながら、
それいいねぇ〜、
やっぱりこっちかな〜、
みたいなこと言うのが精一杯。
頭ん中が錆び付いてるのがよくわかる。
別に普段は100%寝ている時間帯に、
研修があるということを割り引いても、
わが頭のガタピシ加減はイヤになる。
そういう意味での頭が一番回っていたのは、
たぶん中学生の時ではなかろうか?
あのころから、
あのころ以上に創造的で意欲的で、
向こう見ずだったころはないような気がする。
あれからずっと、
何か世間や他人に遠慮して生きて来たような。
今日は上司とちょっと仕事上の問題について話したのだが、
彼らはぼくより年長だけど、
それはそれなりの問題解法(しばしば先送り)の技を身につけている。
とにかく、
一方的に自分とこが譲歩する、
というようなことはしない。
とりあえず、
ウチにも問題があるが、
アンタとこも努力できるところがないか、
もう一度持ち帰って検討してみて。
みたいな。
そういうのを出世の能力というのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿