2014年11月3日月曜日

嫌疑

他本社の若いのから、
いきなり電話がかかってきて、
あらぬ疑いをかけられた。

名前も名乗らない。

もう一度内容を確認しようとしたら、

ガチャン

あれだけ音をさせようと思ったら、
かなり意図的に受話器をたたきつけたはずだ。

かけられた嫌疑は、
一応調べないといけない。

しかし、
そんなこと調査するより先に、
やらなきゃいけない仕事がある。

頭の怒りをフリーズして、
とにかくお仕事。

で。

あとで他本社の怒りの原因は、
わが部署には関係ないことがわかった。

完全な濡れ衣である。

今度はこちらから電話。

でも、
アイツのように喧嘩腰ではない。

あくまでフレンドリーに。

あくまで相手の上司に。

事情を説明して、
失礼な若い人についての苦言も、
真綿にくるむようにして伝えた。

まぁしかし、
反射的にこっちに責任があると思ったぼくも反省だ。

部下を信じなくてどうするよ。


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