2018年3月20日火曜日

開拓

プロゲーマーが脚光を浴びている。

将棋や囲碁ではない。

ストリートファイターなど、

いわゆるアーケードゲームのプロだ。

世界大会もあって、

賞金は億単位なのだという。

将来は五輪種目になるかもしれないとか。

ユーチューバーもそう。

おもしろ動画を投稿して、

再生回数が増えるとそれに合わせて広告収入が入る。

ちょっと前ならただの遊び道楽とされていたものが、

れっきとした職業になってきた。

今後どうなるかわからない未開の世界だけど、

大きな流れは変わらないように思う。

ただただへえーと感心するばかり。

いずれにも共通するのは、

とにかく好きだということだ。

もちろん職業である以上、

並大抵の努力ではない。

肉体と精神を酷使して技を磨く。

未開の地を開拓するものは、

取り憑かれ何もかも投げ打って人生をかける。

なんだろう。

人生の選択肢が大きく広がっている。

いい学校を出ていい会社に勤め、

一生その会社に勤める。

そんな生き方が決して普通ではなくなりつつある。

キーワードはやりたいことだ。

仕事といえばやりたくないことを我慢して続け、

その代償に給料をもらう。

それが昭和な考えだ。

平成30年でそんな普通は大きく崩れている。

やりたいことやらなきゃな。

勝算じゃないな。

そう思わされる。

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