去年の夏の余剰電力量は、
震災以前の原発発電量より多かったと、
東京新聞が報じている。
原発がほとんど停止状態であって尚、
それだけの電力が余った。
省エネが進んだのと、
再生可能エネルギーの拡大、
電力会社間の電気の融通、
そういうことが重なった結果らしい。
ではなぜ今もまだ、
原発を再稼働させようさせようとするのか。
原発があるある自治体の試飲年度の予算を見るとよくわかる。
その自治体の歳入の半分以上が原発絡みの交付金などなのだ。
原発がなければ自治体が成り行かない。
それが現実だ。
福島原発が爆発して、
死んでしまった町があっても、
その事実を突きつけられても、
原発がなければ生きていけない町がある。
原発中毒だ。
この国が長年かけてそういう原発中毒の自治体を作ってしまった。
原発は今や、
この国のお荷物以外の何物でもない。
新設など言語道断。
全ての原発を廃炉にすべし。
3.11を前に改めて原発全廃を主張する。
ついでに言えば、
7年前のあの時からすぐにこの国が舵を脱原発に切っていれば、
もう相当な成果が出ていたはずなのだ。
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