2018年3月9日金曜日

全廃

去年の夏の余剰電力量は、

震災以前の原発発電量より多かったと、

東京新聞が報じている。

原発がほとんど停止状態であって尚、

それだけの電力が余った。

省エネが進んだのと、

再生可能エネルギーの拡大、

電力会社間の電気の融通、

そういうことが重なった結果らしい。

ではなぜ今もまだ、

原発を再稼働させようさせようとするのか。

原発があるある自治体の試飲年度の予算を見るとよくわかる。

その自治体の歳入の半分以上が原発絡みの交付金などなのだ。

原発がなければ自治体が成り行かない。

それが現実だ。

福島原発が爆発して、

死んでしまった町があっても、

その事実を突きつけられても、

原発がなければ生きていけない町がある。

原発中毒だ。

この国が長年かけてそういう原発中毒の自治体を作ってしまった。

原発は今や、

この国のお荷物以外の何物でもない。

新設など言語道断。

全ての原発を廃炉にすべし。

3.11を前に改めて原発全廃を主張する。

ついでに言えば、

7年前のあの時からすぐにこの国が舵を脱原発に切っていれば、

もう相当な成果が出ていたはずなのだ。




0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...